ディズニーの動画配信サービス「Disney+」で『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフとしてユアン・マクレガー演じるオビ・ワン=ケノービを主人公にした新作ドラマが製作されることはすでにお伝えしている通り。先日、当初予定されていた脚本家が降板していたが、後釜が決定した。米Varietyが報じている。
脚本はもともとイギリス映画『鳩の翼』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされ、『エイリアニスト』『McMafia - マクマフィア』というドラマシリーズも手掛けたホセイン・アミニが執筆する予定だったが、今年1月に降板。この度、後釜として『ジョン・ウィック:パラベラム』のジョビー・ハロルドが任命された。
ハロルドは監督・脚本を手掛けた2007年の映画『アウェイク』で『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー役で知られるヘイデン・クリステンセンと組んでいる。その後ガイ・リッチー監督の『キング・アーサー』の脚本を担当。現在はゾンビ映画『Army of the Dead(原題)』と、大ヒット映画シリーズ『トランスフォーマー』最新作でもペンを執ることが決定している。ドラマシリーズで脚本を執筆するのは今回が初めてとなるが、2016年からの歴史ドラマ『Underground(原題)』と2020年のスポーツドラマ『栄光へのスピン』で製作総指揮を務めている。
ユアンがオビ・ワンとして続投することが昨年8月に発表された際、Lucasfilmのキャスリーン・ケネディ社長は「脚本は出来上がっている」と述べ、2020年に撮影を始めると明かしていたが、アミニの降板に伴い製作の開始時期は今年の8月から2021年1月へ延期された。
脚本家の降板騒動に関して、主演のユアンは今年1月に「みんなが思っているほど劇的なことではないよ」とコメント。さらに「脚本は素晴らしいと思う。本当に出来が良くて、より良くなるだろう。配信日の変更はないと思う。すべて順調だ」と話していた。
同じくDisney+作品である『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』で監督を務めるデボラ・チョウがオビ・ワンのシリーズでもメガホンを取る。(海外ドラマNAVI)
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『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
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