大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』は、本国アメリカでシーズン16の放送が4月9日(木)に終わったばかり。同シーズンフィナーレでは、もともとはあるメインキャラクターが死ぬ予定だったと、米TV Lineが報じている。
シーズン16は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で製作がストップしたため、当初予定されていた全25話でなく第21話をもって終了していた。情報筋によると、そもそものシーズンフィナーレで死ぬはずだったキャラクターが誰だったのかは判明していないが、恐ろしい出来事で命を落とすことになっていたとのこと。この件について、ショーランナーのクリスタ・ヴァーノフは否定も肯定もしていない。メインキャラクターがいなくなるという話がシーズン17へ持ち越されるのかは不明だ。
ただ、ヴァーノフによれば、シアトルの消防署を舞台に繰り広げられるスピンオフドラマ『ステーション19』を見ると、本家『グレイズ・アナトミー』のもともとのシーズンフィナーレのヒントを得ることができるようだ。「『ステーション19』の第15話と第16話を見たら、『グレイズ・アナトミー』のもともとのフィナーレをイメージできると思う」と語っている。『ステーション19』の第15話、第16話は米ABCにて5月7日、14日に放送予定だ。
シーズン16に登場していたメインキャラクターは、主人公メレディス・グレイ(エレン・ポンピオ)のほか、ミランダ・ベイリー(チャンドラ・ウィルソン)、リチャード・ウェーバー(ジェームズ・ピッケンズ・Jr)、オーウェン・ハント(ケヴィン・マクキッド)、ジャクソン・エイヴリー(ジェシー・ウィリアムズ)、アメリア・シェパード(カテリーナ・スコーソン)、ジョー・カレフ(カミーラ・ラディントン)、マギー・ピアース(ケリー・マクレアリー)、テディ・アルトマン(キム・レイヴァー)トム・コラシック(グレッグ・ジャーマン)、アティカス・"リンク"・リンカーン(クリス・カーマック)、レヴィ・シュミット(ジェイク・ボレッリ)など。そしてオリジナルキャラクターの一人であったアレックス・カレフを演じるジャスティン・チェンバースがシーズン16途中で降板していた。
これまでも度々メインキャラクターが死という形で去っていた『グレイズ・アナトミー』。シーズン16はWOWOWプライムにて4月29日(水・祝)から日本初放送となるので、今度は一体誰が死ぬはずだったのかを考えながら見てみるのも面白いのではないだろうか。(海外ドラマNAVI)
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『グレイズ・アナトミー16』
(C) ABC Studios