『ウォーキング・デッド』のリック、‟妻"に弱点を暴露される!

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のニーガン役で知られるジェフリー・ディーン・モーガンと、彼の妻で青春ドラマ『One Tree Hill』などに出演していた女優のヒラリー・バートンの夫婦が司会を務める、米AMCの新たなトーク番組『Friday Night In with The Morgans(原題)』。同番組に『ウォーキング・デッド』のキャストがゲストとして呼ばれた際に、主人公リック・グライムズの弱点が明らかになった。米Entertainment Weeklyが報じている。

ジェフリー&ヒラリーの農場から配信される『Friday Night In with The Morgans』は、毎週金曜にビデオチャットでゲストを迎え、新型コロナウイルス(COVID-19)による自主隔離中にどのように過ごし、コミュニティのためにどんなことをしているのかといったことを語る内容となっている。

そこにゲストとして参加したのが、『ウォーキング・デッド』でリック(アンドリュー・リンカーン)の妻ローリを演じたサラ・ウェイン・キャリーズ。最初の3シーズンしか登場していなかった彼女は、シーズン6から参加したニーガン役のジェフリーとは出演時期が重なっていないが、かつてアンドリューと共演した時の秘話を面白おかしく披露。その中でアンドリューの弱点を暴露している。

「私たちのほとんどが知っているように、アンディ(アンドリュー)・リンカーンはTV界で最も有能な俳優の一人よね。彼はどんなアクセントでも話せて、どんなことも簡単に見せてしまうし、汗をかいてもセクシーなの。でも実は苦手なことがあって、それは運転なのよ。彼はイギリス人で(交通機関の発達した)ロンドンで育ったから、(『ウォーキング・デッド』の撮影で)ジョージアに来る5分前まで運転免許を持ってなかったの」と言い、アンドリューが酷いドライバーだと暴露した。

シーズン1でリックとシェーン(ジョン・バーンサル)がパトカーに乗ってバックするシーンがあるのだが、その時にハンドルを握っていたアンドリューはバックやターンで減速するコツを心得ておらず、スピードを落とすべき時に時速65kmもスピードが出ていたのではないかと回想するサラ。アンドリューの運転のせいでジョンが「これまで見たことがないほど」怖がっていたとも付け加えている。

アンドリュー自身もかつてEntertainment Weeklyの取材に対して、その運転シーンのことを振り返っている。アメリカに来てまだ3週間だった自分はついイギリスの左側通行(アメリカは右側通行)の癖が抜けておらず、スピードを出しすぎるため、滅多に怖がったりしないジョンから3度目のテイクの時に「アンディ、頼むからスピード落としてくれ」と頼まれてしまったのだとか。

『Friday Night In with The Morgans』にはサラのほかにも、ジェンセン・アクレス(『SUPERNATURAL』)&ダニール・アクレス(『One Tree Hill』)夫妻、クリスチャン・セラトス(『ウォーキング・デッド』)といった、ジェフリー&ヒラリーの共演者や友人が出演している。

なおサラは現在、3月24日に米NBCでスタートした新作ドラマ『Council of Dads(原題)』に主演している。同作は毎週木曜に放送中だ。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』
(C)Matthew Welch/AMC