テイラー・スウィフト、お気に入りの『キリング・イヴ』で使用された自身の曲のカヴァーについてSNSで意味深な投稿!天敵に復讐か?

サンドラ・オー主演の人気サスペンスドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』のシーズン3で、テイラー・スウィフトの楽曲「Look What You Made Me Do」のカヴァーバージョンが使用され、彼女がSNSでシェア。だが、その投稿には裏の意味があるのではないかと米Peopleほか複数のメディアが報じている。

「Look What You Made Me Do」のカヴァーバージョンが使用されたのは、『キリング・イヴ』シーズン3の第7話「Beautiful Monster(原題)」。テイラーは自身のTwitterに、「『キリング・イヴ』で使用された、Jack Leopards&The Dolphin Clubによる「Look What You Made Me Do」のカヴァーに超興奮してる!」とコメントを添えて投稿した。

Jack Leopards&The Dolphin Clubは架空のグループだが、ファンとメディアの間では、このグループはテイラーの弟オースティンではないかと予測している。2012年に、オースティンは一時的にTwitter名を「The Dolphin Club」に変更したことがあるからだという。

また、同曲のカバージャケットは、イルカのTシャツを着ている子ども時代のオースティンの写真がフィーチャーされており、YouTubeにアップロードされたカヴァーバージョンの作曲クレジットには、昔テイラーが使っていた「Nils Sjöberg」という別名と、過去に何度もテイラーがコラボしているジャック・アントノフの名前がある。よって、テイラーが自身の曲「Look What You Made Me Do」をカヴァーしたバージョンをSNSでシェアしたことになるが、その背後には音楽プロデューサー、スクーター・ブラウンとの激化する確執があるのではないかと見られている。

スクーターとテイラーの間の争いは、以前テイラーが所属していたビッグ・マシーン・レコーズをスクーターの会社が3億ドル(約320億円)で買い取ったことで始まり、彼が自身の過去の楽曲の権利を所有することにテイラーが不服としている。テイラーは、スクーターの呪縛から解放されるために、同レーベルで制作したアルバム6枚をレコーディングし直すことも考えているとも報じられている。

『キリング・イヴ』で使用された「Look What You Made Me Do」のカヴァーも、スクーターとビッグ・マシーン・レコーズにドラマの楽曲使用料が入らないようにする、テイラーの密かな復讐ではないかと考えられているようだ。

過去のインタビューでテイラーは、『キリング・イヴ』の大ファンだと公言しており、お気に入りの番組として本シリーズの名前を挙げていた。注目が集まる『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン3は、日本では7月7日(火)よりWOWOWプライムにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:テイラー・スウィフト(c)NYKC/『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン3 (c)Paola Kudacki/Sid Gentle Films/B