アクション映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのサバイバル・ゲームの司会者、シーザー・フリッカーマン役でおなじみのスタンリー・トゥッチ。映画『プラダを着た悪魔』のナイジェル役でも人気を博したスタンリーが、米AMCが製作する新作ドラマ『La Fortuna(原題)』でトレジャー・ハンターを演じることが明らかとなった。米Varietyが報じている。
『La Fortuna』はAMCとスペインの配信サービスMovistar Plusがタッグを組んで製作するシリーズで、スタンリーは大西洋の底で史上最大となる難破船を発見した冒険家のフランク・ワイルドを演じる。
その他には、Netflix製作のスペインドラマ『ケーブル・ガールズ』に出演しているアルヴァロ・メルが、スペインの新米外交官アレックス・ヴェンチュラ役で出演。スペインの財宝を取り戻そうとするアレックスの弁護士役には、米HBOのファンタジードラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』で学寮長を演じるクラーク・ピータースがキャスティングされている。
また、もう一人の弁護士役で英女優のタニア・ミラー(『Years and Years(原題)』)が出演し、スペイン出身のカラ・エレハルデ(『インベーダー・ミッション』)、マノロ・ソロ(『ガン・シティ ~動乱のバルセロナ~』)、ブランカ・ポルティージョ(『ボーイ・ミッシング』)、ペドロ・カサブランク(『ホワイトlライン』)といった国際色豊かなキャストが顔を揃えている。
トム・クルーズ主演でリメイクされた映画『バニラ・スカイ』のオリジナルとなるスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』や、『戦争のさなかで』などで監督を務めたアレハンドロ・アメナーバルが、『La Fortuna』にて初めてドラマシリーズでメガホンを取る予定だ。
スタンリーは、『ハンガー・ゲーム』シリーズをはじめ、『トランスフォーマー/最後の騎士王』や実写版『美女と野獣』などに出演して主に映画界を拠点に活躍。だが近年は、女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの対立を描く『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』や、Facebook Watchの犯罪ミステリードラマ『Limetown(原題)』などでドラマ作品にも姿を見せるようになっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:スタンリー・トゥッチ©NYKC/FAMOUS