マーベルのスーパーヒーロー映画『マイティ・ソー』シリーズで監督を務めるタイカ・ワイティティが、米HBO Maxの海賊コメディドラマ『Our Flag Means Death(原題)』(邦題『海賊になった貴族』にて、U-NEXT独占配信決定!)でメガホンを取ることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『海賊になった貴族』とは?
『海賊になった貴族』は、18世紀初頭に地主から海賊になり、"海賊紳士"と呼ばれた実在の人物、スティード・ボネットの人生をモデルにするという。
ワイティティはパイロット版で監督を務め、米TBSのSFコメディドラマ『People of Earth(原題)』で企画・脚本・プロデュースを担ったデヴィッド・ジェンキンスがクリエイター・ショーランナーを兼任する。映画『レッド・スパロー』『エジソンズ・ゲーム』でプロデューサーを務めたギャレット・バッシュも製作総指揮に名を連ねる。
HBO Maxのオリジナルコンテンツ部門で部長を務めるサラ・オーブリーは、「このようなシリーズのコンセプトは際立っているため、あらゆる場面を即座に想像することができます。ボネットが公海で繰り広げる冒険をデヴィッドとタイカがユニークな切り口で描く本作は、世界中の視聴者をワクワクさせ、楽しませてくれるでしょう」と声明で述べている。
ワイティティは、第二次世界大戦下のドイツを舞台にしたヒューマン・ブラック・コメディ映画『ジョジョ・ラビット』で、監督・脚本・製作を務めるだけでなく、主人公の少年の想像の産物であるアドルフ・ヒトラー役で出演し、アカデミー賞脚色賞を受賞。『マイティ・ソー』シリーズの第3作となる『マイティ・ソー バトルロイヤル』を、今までマーベル映画になかったユーモアをふんだんに投入して製作した手腕が高く評価され、第4作となる『Thor: Love and Thunder(原題)』にも監督として続投する。
『Our Flag Means Death』は、『Thor: Love and Thunder』の製作が終了した後に撮影が開始される予定。パイロット版のキャストなどが発表され次第、続報をお伝えしていきたい。
『海賊になった貴族』は6月24日よりU-NEXTにて独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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タイカ・ワイティティ
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