『クリミナル・マインド』JJとリードの関係についてA・J・クックが語る

本国アメリカでは今年2月に15年にわたる歴史に幕を閉じた米CBSの人気ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。シーズン1から出演していたジェニファー・ジャロウ役のA・J・クックが、シーズン14の最終話とシーズン15で花開いたJJとリードの関係について語った。(※本記事はシーズン14最終話&シーズン15のネタばれを含みますのでご注意を!)

JJはシーズン14の最終話でリード(マシュー・グレイ・ギュブラー)に愛の告白をし、ファンを驚かせた。そしてファイナルとなるシーズン15で、その気持ちは本気ものだが自分の幸せな結婚生活と友情を壊したくないと彼に伝え、リードもまた、そんな彼女の気持ちを尊重し自分自身の幸せを見つけようと決心する展開となっていた。

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米TV Guideのインタビューで、A・Jは「その(二人のロマンチックな)展開はとても奇妙で、なおかつ番組の最後の数シーズンでそれが再び明るみに出たのはさらに奇妙だった」と切り出すも、夫ウィルを捨ててリードの元へ走る展開にならなかったことについて「それは必ずしも安全な展開だとは思わないから、二人が決断したことを称賛する」と述べた。

続けて「望んだ物が手に入らないのも人生であり、 "それが人生なんだ。人生はグチャグチャして複雑だ"って捉えるようにしたの。JJとリードがどんな形であれ、お互いに対する本当の愛を持っていることは明らか」と語った。

また、これまで良き同僚にして友人だったリードとの恋愛にJJが飛び込むことを考えると、ナーバスになったとも述べる。

「(JJとリードの関係について)誰もがそれぞれの意見を持っている。私は二人の関係をリアルに演じて正当に実現したかったし、ちゃんとやりたかった。上手くできたことを願うわ。今でも二人の関係を思うと胃がギュっと縮んでしまう。なぜなら、リードへの告白は一大事だったから、JJを守りたかった。その事実が明るみになったから、彼女を守りたかったのよ! 長い目で見れば、JJは本当に本心を上手く隠していたと思うし、シーズン1のあのファーストデートがどうなっていたかなんて誰にもわからない。もし、あのときに二人が違う関係になっていたら? きっと、かなり違う番組になっていたでしょうね。そのことを考えると今でもナーバスになるの」と、JJとリードの複雑な関係にかなりの思い入れがあるようだ。

現時点ではA・Jの次回作は発表されていないが、今後決まり次第お伝えしていきたい。なお、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン15は日本では現在WOWOWプライムにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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『クリミナル・マインド15 FBI行動分析課 ザ・ファイナル』(c) ABC Studios