ドラマ版『フライド・グリーン・トマト』の製作が決定!主演はカントリー界の大物シンガー

米NBCが、1991年に公開された感動のヒューマンドラマ映画『フライド・グリーン・トマト』のドラマ版を製作し、カントリー音楽業界の大物シンガーが主演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

映画『フライド・グリーン・トマト』は、1987年に出版された米作家ファニー・フラッグによる小説「Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe」を映像化。老人ホームに暮らすニニーが現実逃避を望む主婦エヴリンに、1930年代に南部の田舎町で「ホイッスル・ストップ・カフェ」を経営した二人の女性、イジーとルースの物語を語って聞かせる形で進行する。アカデミー賞助演女優賞、脚色賞にノミネートされた作品だ。

ドラマ版は舞台を現代に変更。10年後に「ホイッスル・ストップ・カフェ」に戻って来たイジーが、変わってしまった町と疎遠になっていた娘、ビジネスが下り坂になったカフェ、人生を変える秘密に向き合うことになる。

ドラマ版に主演するのは、カントリー歌手として数々のアルバムとシングルを大ヒットさせたリーバ・マッキンタイア。リーバは、映画でメアリー・スチュアート・マスターソンが扮したイジー・スレッドグッドを演じる。

リーバは主演するだけでなく、映画版に携わったノーマン・リア(『ワンデイ -家族のうた-』)と原作者のフラッグと共に製作総指揮も担う。人気医療ドラマ『プライベート・プラクティス』や青春ドラマ『One Tree Hill』でペンを執ったジェニファー・セシルが、脚本・プロデュースを手掛ける予定だ。

映画版にはイジー役のメアリーの他に、ルース役のメアリー=ルイーズ・パーカー(『Weeds ~ママの秘密』)、エヴリン役のキャシー・ベイツ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズ)、ニニー役のジェシカ・タンディ(『ドライビング Miss デイジー』)らが出演していた。

リーバは歌手としてだけでなく女優としても活動しており、米CWで2001年から6シーズンにわたり放送され、自身の名前を冠したファミリー・シットコム『Reba(原題)』に主演。その他『トレマーズ』や『ヤング・シェルドン』などにも出演し、米ABCのコメディドラマ『Malibu Country(原題)』では18話にわたり本人役で登場した。

ドラマ版『フライド・グリーン・トマト』に出演する他のキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

リーバ・マッキンタイア (c)Pauline French/FAMOUS

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