『フラッシュダンス』リブート版TVシリーズの製作が決定

来年名称をParamount+(パラマウントプラス)に変更する予定の米CBSの配信サービス、CBS All Access。同局にて、1983年の映画『フラッシュダンス』のリブート版をTVシリーズ化することがわかった。米Hollywood Reporterが報じている。

昼間は製鉄所で溶接工として働き、夜はバーでダンスの練習に励む18歳の女性アレックス・オーウェンズがプロのダンサーになることを夢見て情熱を燃やす青春映画の『フラッシュダンス』。アレックスを演じた当時無名のジェニファー・ビールス(『Lの世界』)は本作がきっかけで大ブレイクした。評価的には否定的な意見が多かった本作だが、興行的にはヒットとなり、1983年にアメリカでは3番目に興行収入を得た作品となった。

ドラマ版では、バレエダンサーを夢見ながらストリップクラブという現実の中で生きる若い黒人女性が、恋愛、お金、芸術、友情、そして自分自身を愛する方法を模索しながら、世の中での自分の居場所を見つけようと奮闘する姿を描く。

トレイシー・マクミラン(『理想の夫婦の別れ方』)が脚本を執筆し、アンジェラ・ロビンソン(『殺人を無罪にする方法』)がパイロット版の監督と製作を担当する。また、映画版のアソシエイト・プロデューサーだったリンダ・オブスト(『HELIX - 黒い遺伝子-』)は、リブート版では製作総指揮を務める。パラマウントTVは青春映画『グリース』の前日譚シリーズも手掛けており、本作はもともとHBO Maxでの製作が決まっていたが、最近パラマウントプラスに移行していた。

CBS All Accessから名称を変え、次々と話題作を製作するParamount+(パラマウントプラス)。今後の動きにも注目したい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ジェニファー・ビールズ
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