【ネタバレ】『グレイズ・アナトミー』レギュラーキャストのあの人の降板が決定

本国アメリカではシーズン17が放送中の大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。医療ドラマ最長シリーズとして記録を更新している本作では、数々のキャラクターが仲間入りしては去って行ったが、新たに11年間に渡って『グレイズ・アナトミー』を築き上げてきたキャストが去っていくことを米Deadlineが明らかにした。

降板が発表されたキャストは、2009年から12シーズンに渡って『グレイズ・アナトミー』に出演してきたジャクソン・エイヴリー役のジェシー・ウィリアムズ。5月20日(木)に放送予定のシーズン17第15話「Tradition(原題)」が、ジェシーが出演する最後のエピソードになるという。

本作の製作総指揮を務めるショーランナーのクリスタ・ヴァーノフは「ジェシー・ウィリアムズは素晴らしいアーティストで活動家です。公私における過去11年間の彼の進化を見続けることは、素晴らしい贈り物のようでした。ジェシーはたくさんの愛情、深い配慮、そして知性をもたらしてくれました。私たちはジェシー、そして彼が長きにわたって演じたジャクソン・エイヴリーがとてつもなく恋しくなることでしょう」と声明で述べている。

ジャクソンの物語の終わりについては、ファンに満足してもらえるよう、ヴェルノフをはじめとする脚本家たちで時間をかけて話し合われたそう。結果、満場一致で決まったのが、サラ・ドリュー演じるエイプリル・ケプナーを登場させることだった。"Japril/ジェイプリル"という相性で親しまれた人気カップルの復活というだけで、ファンの心はもう掴めたといっても過言ではないだろう。

近年、俳優業以外にも様々な活動に力を入れていたジェシー。『グレイズ・アナトミー』だけでなく今年放送がはじまったケイティ・セイガル主演ドラマ『Rebel(原題)』でも監督を担当。プロデューサーとして携わった最新作『隔たる世界の2人』(Netflixで独占配信中)は、本年度アカデミー賞短編実写映画賞を受賞し、多彩な才能を発揮している。

ジェシーが見られなくなることは悲しいが、未知の可能性を秘めたジャクソンの活躍が楽しみでもある。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『グレイズ・アナトミー』(C) ABC Studios.