ポール・ラッドが『フレンズ:ザ・リユニオン』に出演しなかった理由とは

『フレンズ』シーズン9からリサ・クドロー演じたフィービーの恋人役で楽しく愛らしいキャラクター、マイク・ハニガンを好演したポール・ラッド。メインキャスト6名が17年ぶりに勢揃いし、豪華キャストも続々登場する『フレンズ:ザ・リユニオン』にポールが出演しないと聞いて落胆したファンも多いのではないだろうか? その理由を米Bustleが探った。

昨年6月、米Varietyに自身の役は端役だと語っていたポール。「『フレンズ』のような作品は、メインキャラクターたちの話だ。僕はほんの一瞬参加しただけだった。お飾りみたいなものだって感じていたよ。マイク・ハニガンの話じゃないんだ。でもポップカルチャーに大きなインパクトを与えた作品の一部になるっていうのは面白い感じがしたよ。」

MCU『アントマン』シリーズを機に誰もが知る人気俳優になったポール。面白いことにMCUへの参加と『フレンズ』への参加は似ているように感じたという。2008年『アイアンマン』で始動したMCUプロジェクトから、7年経って『アントマン』でMCU仲間入りを果たしたポールは「『アベンジャーズ』でアイコニックなキャラクター、俳優たちと演技をする...。それはすでにシーズン9を迎えた『フレンズ』に参加する時の感じのようだった」と『Entertainment Tonight(原題)』に出演した時に語っていた。

不在の理由を直接的に発表したわけではないが、自分の出る幕ではないと謙虚な気持ちで控えたのかもしれない。加えて、スケジュールが理由とも考えられる。思わず共感してしまう愛されキャラを確立したポールは大忙しで、Apple TV+のオリジナルシリーズ『The Shrink Next Door(原題)』やマーベルのアニメシリーズ『What If...?(原題)』、映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が今年公開予定。さらに米Hollywood Reporterによると『アントマン』シリーズ単独映画第3弾『Ant-Man and the Wasp: Quantumania(原題)』も進行中で、2023年3月の公開に向けて撮影中だという。

ポールにとってマイク役が知名度をあげた作品であることは間違いないようで、「道を歩いてる時たいていの人は「アントマン!」って声をかけてくれる。たまに「Slap the bass!」(『40男のバージンロード』)っていう人もいるし、時々「フィービー元気?」って聞いてくる人もいる」と、トップ3に入る人気キャラクターのようだ。

残念ながらポールの再会は見られなかったが、豪華ゲストが登場する『フレンズ:ザ・リユニオン』はU-NEXTで独占配信中!久しぶりに "フレンズ"に再会してみて欲しい。(海外ドラマNAVI)

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(2021年6月時点での情報です)

Photo:

『フレンズ』(C)Bright/Kauffman/Crane Productions in association with Warner Bros. Television Production Inc.