本家『ザ・ミッシング』へオマージュを捧げつつ、ジュリアン・バティストというキャラクターの真髄に迫る英国ドラマの新シーズンが日本上陸! シーズン2でありファイナルとなる『バティスト~ブダペストに消えた影~』が日本初放送。
重厚な謎解きを描きゴールデン・グローブ賞にノミネートされたミステリードラマ『ザ・ミッシング』シリーズで、事件を担当した刑事バティストを主人公にしたスピンオフドラマ『バティスト』。本家に引き続きハリー・ウィリアムズ&ジャック・ウィリアムズ兄弟(『Fleabag フリーバッグ』)が企画・脚本を務めている。
シーズン2では、これまで以上に難解を極める失踪事件の捜査と並行して、事件が起きた14カ月前と現在を行き来しながらストーリーが進んでいく。そしてジュリアン・バティストのパーソナルな部分も深く描かれる。
脳腫瘍の手術後、私立探偵の仕事から遠ざかり、妻セリアと娘夫婦が住むオランダのアムステルダムに移り住み、平穏な生活を楽しんでいたジュリアン・バティスト。しかし、元恋人でもある地元警察の警視マルタ・ホルフナーから失踪した娼婦の捜索を依頼され、ジュリアンの家族にも危険が及んだケースだったが、無事事件を解決する。
ところが、あれから家族に悲劇的な出来事が起こり、自分を許すことのできないジュリアンは妻とも別居している。そんな折り、新たな失踪事件が起き、使命感に駆られた彼は即座にブダペストに飛ぶ。これまで様々な失踪事件を解決してきたジュリアンだったが、最も難解なケースが待ち構えていた―。
主演を務めるチェッキー・カリョは、シーズン2のジュリアンは人生のどん底に陥っていて、怒り、苦しみ、痛みに苛まれ、北も南も分からない状態になっていると説明している。
シーズン2には、『キリング・イヴ/Killing Eve』で英国アカデミー賞テレビ部門助演女優賞受賞に輝き、『Fleabag フリーバッグ』ではエミー賞コメディーシリーズ部門ゲスト女優賞にノミネートされたフィオナ・ショウが出演する。彼女はハンガリーの山で休暇中に夫と息子二人が失踪してしまった英国人大使エマ・チェンバーズを演じている。失踪事件が起きた14カ月前と現在を比較すると、ジュリアンとの関係に明らかな変化が起きており、フィオナとチェッキーの演技の掛け合いに期待がかかる。
また、シーズン2の放送開始を記念し、シーズン1となる『バティスト~アムステルダムに潜む闇~』が10月2日(土)23:00より全話一挙放送される。最終章『バティスト~ブダペストに消えた影~』は、10月13日(水)24:00よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『バティスト~ブダペストに消えた影~』© Two Brothers Pictures and All3Media International