『英国"ミステリー"展』と題し、コリン・ファレル出演の超大作や異例の大ヒットを記録したサイコスリラー、ベルギーの人気シリーズのリメイク作品など、最新の英国ミステリードラマ4作品がAXNミステリーにて12月より放送される。
『北氷洋』
12月4日(土)16:00から一挙放送
2021年にAMC+、BBCでローンチした最新作で、原作はニューヨーク・タイムズの2016年度ベスト・フィクションに選ばれたイアン・マグワイアの同名小説。二人の男の対決を中心に、人間の本性と自然の脅威を描く、想像を超える展開の壮大なスケールのミステリーだ。
19世紀。地獄のような戦場を体験した元軍の外科医であったパトリック・サムナー(ジャック・オコンネル『ゴッドレス -神の消えた町-』)は、北極海をめざす捕鯨船の船医として乗船することに。しかし、彼の地獄は終わっていなかった。サムナーは野蛮なモンスターのような男ヘンリー・ドラックス(コリン・ファレル『ジェントルメン』)と対峙していくことになり......。
『港町のシェフ探偵パール』
12月11日(土)16:00から一挙放送
2021年にAcorn TVでローンチした最新作で、英国人作家ジュリー・ヴァスマーの人気推理小説のドラマ化。主人公を巡る三世代親子の関係や、おいしそうなシーフード料理が楽しみなコージーミステリーの要素も併せ持つ、本格英国ミステリー。
カキの産地として有名な海辺の町ウィスタブルで、家族と共にシーフードレストランを営むパール(ケリー・ゴッドリマン『After Life/アフター・ライフ』)。その世話好きな性格から多くの人に頼られ、元警官だった経験を元に探偵業も行っていた。ある日、パールは取引先の水死体を発見する。警察は事故死とみるが、被害者と旧知の仲であるパールは殺人であると確信し、どこか影があり、歯のホワイトニングにこだわる刑事マグワイア(ハワード・チャールズ『マスケティアーズ/三銃士』)と協力しながら、独自の捜査を開始していく。
『侵入者~暴かれる夫婦の秘密』
12月18日(土)16:00から一挙放送
2021年Channel5でローンチしたサイコスリラーシリーズ。英国では同日同時間帯で2位、また、同局では同枠平均の2倍の視聴率を獲得し、異例の大ヒットを記録した。監督・脚本を務めるのは『世にもおぞましい物語』のギャレス・タンリー。
裕福で高飛車なリベラル派の夫婦レベッカ(エレイン・キャシディ『ハーパーズ・アイランド 惨劇の島』)とサム(トム・ミーテン『プリベンジ』)は、海岸沿いの豪華な家でのどかな生活を送っていた。ある夜、二人の少年が家に侵入したことで、その楽園は崩れ去ることに。怒りに駆られたサムは、侵入者の一人を殺してしまう。正当防衛ではなく、殺害したことに気づいた夫婦は、警察が到着する前に隠蔽を図る。最初は嘘をつき通したように見えたが、捜査が進むうちに彼らの隠蔽工作は崩れていく......。
『テンペスト教授の犯罪分析ノート』
12月25日(土)16:00から一挙放送
ベルギーの人気シリーズを、舞台を英国ケンブリッジに置き換えてリメイクされた作品で、2021年にBritBox、ITV、PBSでほぼ同時にローンチした最新作。『ミステリー in パラダイス』の初代主人公を演じたベン・ミラーが主人公テンペスト教授を演じる。
ケンブリッジ大学法科学犯罪学部のジャスパー・テンペスト教授は、常にゴム手袋をつけている上に、アルコール消毒は当たり前、一切の埃も許さない潔癖症。人を寄せ付けない独特の雰囲気を持つが、犯人の心理を見抜く鋭い洞察力を持っている天才的な犯罪のスペシャリストである。そんなテンペスト教授が、犯罪に関する専門知識を駆使して事件を解決していく!(海外ドラマNAVI)
Photo:
『北氷洋』©️See-Saw Films
『港町のシェフ探偵パール』©CINEFLIX
『侵入者~暴かれる夫婦の秘密』© Clapperboard Studios Limited 2020
『テンペスト教授の犯罪分析ノート』© Eagle Eye Drama / Sofie Gheysens