マーベルドラマ『Marvel デアデビル』でタイトルロールを演じたチャーリー・コックスがNetflixにカムバックし、新作スパイドラマ『Treason(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが伝えている。
チャーリーがNetflix と再タッグを組むことになった『Treason』は、英諜報機関MI-6で訓練を受けたアダム・ローレンスを主人公に描く全6話のシリーズ。
彼は前途有望なキャリアが約束されていたが、複雑な過去を共有しているロシア人スパイのカーラが現れたことで過去と対峙せざるを得なくなり、自分の人生のすべてと、すべての人を疑うことを余儀なくされてしまう。アダムと彼の妻マディ、カーラはお互いの秘密を探ろうとする一方で、政治的、外交的な関係を保ちながらも、愛する人と送る個人としての生活を続けようとし、3人は三角関係を形作るようになる。
チャーリーがアダムを演じ、米HBOの大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でロブ・スタークの妻タリサ・マイギアに扮したウーナ・チャップリンと、マーベル映画『ブラック・ウィドウ』や『007/慰めの報酬』などに出演しているオルガ・キュリレンコも出演。ウーナとオルガが演じるキャラクターについては明かされていないが、ウクライナ出身のオルガがカーラ役、ウーナが妻マディを演じるのではないかと思われる。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたマット・シャルマンがクリエイターを務め、脚本・ショーランナー・製作総指揮も担う。Netflixの『ウィッチャー』でメガホンを取ったルーイズ・フーパーが監督に起用されている。
シャルマンとともに製作総指揮に名を連ねるのは、フォズ・アラン(『リヴィエラ ~隠された真実~』)、ヴァレリー・ライアン(『Black Work(原題)』)。
なお、今月上旬にマーベルのケヴィン・ファイギ社長が、再びチャーリーがデアデビルを演じることをほのめかして大きな話題を呼び、近いうちに同役で復活することも期待されている。そちらの続報にも目を光らせておきたい。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:
チャーリー・コックス ©NYKC/FAMOUS