Disney+で配信中のクライム・コメディ『マーダーズ・イン・ビルディング』。本作で製作総指揮も務めるセレーナ・ゴメスだが、彼女にとって8年ぶりのTVシリーズ出演であることも話題を呼んだ。クリエイターのジョン・ホフマンがセレーナをキャスティングした理由を明かしている。米Screen Rantが伝えた。
スティーヴ・マーティンとマーティン・ショートというコメディ界のレジェンドコンビと、ディズニーチャンネル出身のセレーナという異色トリオが、ひとつのビルで起きた殺害事件の犯人探しを始める『マーダーズ・イン・ビルディング』。謎解き感覚で楽しめるストーリーに加えて、「サタデー・ナイト・ライブ」のティナ・フェイや歌手のスティングといった豪華ゲストなど見どころ満載の本作で、ファンが大いに楽しんだのはマーティンコンビに華を添えたセリーナの演技。『ウェイバリー通りのウィザードたち』以来約8年ぶりの本格TVシリーズ出演となったセリーナは大御所を前に最大限持ち味を発揮している。
米Vanity Fairでジョンは"クラシック ミーツ モダン"を基盤とする本作で、伝説的なコメディアン二人をどうやって現代のニューヨークにもたらそうか悩んでいた際にセレーナが浮かんだと話した。「セレーナが思い浮かんだ時、あの時は本当にひらめいた瞬間だったよ。『ウェイバリー通りのウィザードたち』で彼女を見てたんだけど、すぐにわかった。彼女には、彼女特有の雰囲気がある。レーザーのように鋭くてドライで低めで、機知に富んだね」
ファンの予想を上回るケミストリーを見せ、シーズン2への更新も決定。先日発表されたゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル/コメディシリーズ部門で作品賞と主演男優賞にノミネートされ、来年の授賞式での結果に注目が集まっている。
『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン1は、Disney+の新コンテンツブランド「スター」にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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『マーダーズ・イン・ビルディング』© 2021 20th Television