『X-ファイル』のジリアン・アンダーソンが、自身が出演するロンドンのウエストエンド舞台『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』の終演後、客席最前列に座っていた一部の観客へ直接注意を促していたことが明らかになった。
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ジリアン・アンダーソンが舞台最前列のファンに直接懇願
SNS上で拡散された動画には、ソーホー・プレイス劇場での公演終了後、ジリアンが観客に対して「最前列には座らないでほしい。とても気が散ってしまう」と語りかける様子が収められている。申し訳なさそうに謝罪するファンに対し、ジリアンは「20回も観に来て最前列に座られたら、おかしくなってしまう」と、冗談を交えつつも切実な思いを訴えた。TikTokに投稿されたこの映像は、瞬く間に400万回再生を突破。投稿者によると、該当の観客は計8公演分のチケットを予約していたという。
動画が大きな反響を呼んだことを受け、ジリアンは自身のXを更新。当時のやり取りについて真意を説明した。
「動画に映っているのは、20年以上の付き合いになる女性たち。だから彼女たちに対して批判的なことは言わないでほしい」とファンを庇いつつ、「このような密密な劇場では、最前列の観客は舞台上から非常によく見える。時には少し集中が削がれてしまうことがあると知っておいてほしい」と呼びかけた。最後は「すべて問題なし。さあ、ショーを続けましょう!」と前向きな言葉で締めくくり、ファンへの愛と感謝を強調している。
相次ぐ大物俳優たちの“観客マナー”への警告
舞台出演中の俳優が観客のマナーについて言及するケースは、近年増加傾向にある。
先月も、ナショナル・シアターの舞台『Electra/Persona』に出演していたケイト・ブランシェットが、カーテンコール時にスマートフォンを取り出さないよう観客に求めたばかりだ。ケイトは「劇場は私たちが一緒にその場に存在できる貴重な場所。撮影は次の観客の体験を損なってしまう」と訴えかけた。
また4月には、舞台『ドラキュラ』に出演していたシンシア・エリヴォが上演中に録画行為をしている観客を見つけてパフォーマンスを中断。5月にはロザムンド・パイクも、上演中にスマートフォンでテキストメッセージを送っていた観客を公然と批判している。
作品世界と観客を直接つなぐ魅力的な空間である劇場において、俳優たちが最高のパフォーマンスを届けるための観劇マナーが、今あらためて問われている。(海外ドラマNAVI)





