『ジ・アメリカンズ』のマシュー・リスが、エミー賞の歴史にその名を刻んだ。現地時間月曜日に開催された授賞式にて、マシューは圧巻のダブル受賞を果たし、ドラマ、ミニシリーズ/テレビ映画、コメディという主要3ジャンルすべてで主演男優賞を獲得した史上初のキャストとなった。
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『ジ・アメリカンズ』のマシュー・リスが主演を務めるApple …
マシュー・リスがエミー賞で前人未到の偉業達成
かつて2018年に『ジ・アメリカンズ』でドラマシリーズ部門主演男優賞を獲得していたマシュー。今回はまず『BEAST -私のなかの獣-』でミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞を獲得すると、Apple TVの大ヒット新作ドラマ『ウィドウズ・ベイ』でコメディシリーズ部門主演男優賞をも手中に収めた。
壇上に上がったマシューは、共演者であるスティーヴン・ルートや、本作のクリエイター兼ショーランナーであるケイティ・ディポルドに感謝を表明。「スティーヴンの言う通りだ。この作品が生まれたのは、ケイティの歪んだ頭脳のおかげに他ならない」とユーモアたっぷりに語り、会場を沸かせた。
数々の名優たちが阻まれてきた難関を突破
同一の授賞式で2つの演技賞を獲得した例は、2002年に『ザ・ホワイトハウス』とTV映画『The Matthew Shepard Story(原題)』で助演賞を獲得したストッカード・チャニング以来の快挙だ。さらに、コメディとドラマの両部門で主演男優賞を獲得したのは、キャロル・オコナー(『All in the Family(原題)』と『新・夜の大捜査線』)、イーディ・ファルコ(『ナース・ジャッキー』と『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』)に続く史上3人目の偉業となる(ロバート・ヤングも両ジャンルで受賞経験があるが、当時は部門が細分化される前であった)。
過去10年を見ても、アリソン・ジャネイが『Mom(原題)』で、ドナルド・グローヴァーが『Mr.& Mrs. スミス』で、ジェニファー・アニストンが『ザ・モーニングショー』でそれぞれコメディとドラマのダブル主演賞に挑んできたが、いずれも快挙達成には届かなかった。マシューは、ハリウッドのトップスターたちが阻まれてきた壁を鮮やかに打ち破ってみせたのだ。
強豪を押しのけた圧倒的な演技力と存在感
4月に配信開始されたホラーコメディ『ウィドウズ・ベイ』でマシューが演じた、呪われた島で奔走する市長トム・ロフティス役は大きな話題を呼んだ。スティーヴ・カレルやマーティン・ショートといった競合を押し退けての受賞となり、本作は主要部門発表の時点で既にクリエイティブ・アーツ・エミー賞での8部門を含む19ノミネートを記録。マシュー自身も製作総指揮として作品賞にもノミネートされている。

また、当初『BEEF/ビーフ』のオスカー・アイザックが本命とされていたリミテッドシリーズ男優賞での受賞も、マシューの勢いを示すサプライズとなった。
『ウィドウズ・ベイ』シーズン2の撮影は来年3月に控えているが、マシューはレイチェル・ブロズナハンと共演する『推定無罪』シーズン2への出演も決まっており、来年の賞レースでもさらなる旋風を巻き起こすに違いない。
『ウィドウズ・ベイ』はApple TVにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)







