『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の前日譚ドラマ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』を手掛けたアンディ&バーバラ・ムスケティ姉弟が、逝去した名優ティム・カリーの遺産と、拡大を続ける同フランチャイズの未来について語った。1990年の映像化作品でペニーワイズを演じたティムは、8月25日、冠動脈疾患のため80歳で死去した。彼の残した影響は、30年以上が経過した今なおホラー界全体に深く息づいている。
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『クリミナル・マインド』『名探偵ポワロ』ティム・カリーが80歳で死去
映画・ドラマで様々な印象的なキャラクターを演じたベテラン俳優 …
「彼の心は永遠に生き続ける」偉大な名優ティム・カリーへの敬意
共同クリエイターのバーバラは「彼の功績は素晴らしく、私たちの名前が彼の近くで並べて語られること自体、非常に光栄に思っている。これからも彼の素晴らしい映画を観続けるし、彼は永遠に私たちの心の中に生き続ける」と故人を偲んだ。
また、監督のアンディも、ティムの功績が単なるホラーの枠にとどまらない点を指摘する。『ロッキー・ホラー・ショー』や『アニー』、音楽活動など多岐にわたるキャリアを挙げ、「残念でならない。つらいことだが、私たちは彼の存在を記憶し、大切にしていく」と語った。
ムスケティ姉弟は2017年の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で、ペニーワイズ役に『ヘムロック・グローヴ』のビル・スカルスガルドを起用し、世界観を鮮烈に刷新。2019年の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を経て、ドラマシリーズへと物語を拡大させてきた。
『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー』シーズン2への展開と新たな恐怖
ドラマ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』のシーズン1は、2025年10月26日に配信され、1962年のデリーを舞台に映画版へと繋がる前日譚を描いた。シーズン2への更新も既に決定しており、次なる舞台は1935年へと遡る。
あらすじによると、シーズン2はスティーヴン・キングの原作小説にある挿話に基づき、デリーに立ち寄った強盗団「ブラッドリー・ギャング」が直面する惨劇を中心に描くという。アンディは「多くの驚きに満ちた、まったく異なる世界になる。シーズン1を楽しめたなら、シーズン2はさらに気に入るはずだ」と自信を覗かせ、現在はキャスティングの段階にあると明かした。もともとムスケティ姉弟と共同開発者のジェイソン・フックスは、ペニーワイズが描く27年周期に対応させ、1962年、1935年、1908年を舞台にした3シーズン構想を掲げている。
劇場体験へのこだわりと没入型イベント
姉弟は先日、ロサンゼルスのCosmで開催された『IT』のイベントにも出席。映画を没入型のシェアード・リアリティ体験として再構築する試みに対し、アンディは「大勢の観客に向けて映画を再び上映できること自体が特別な機会」と喜びを語った。
全米へのイベント展開を期待するバーバラも、「人々を映画館に足を運ばせるための取り組みなら何でも歓迎したい。それこそが、私たちが映画を作っている理由なのだから」と、劇場体験の重要性を強調して締めくくった。
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