ヒット作を連発する多作なクリエイターでありながら、常に巧みな変化球で視聴者を魅了し続けるテイラー・シェリダン。彼が手掛ける作品がほぼ確実に約束してくれるもの、それは圧倒的な視聴者数だ。その真価が、再び証明された。『イエローストーン』ユニバースの最新スピンオフ『マーシャルズ:イエローストーンストーリー』は、同シリーズの中で最も批評家や観客の間で評価が分かれた作品となった。しかし、その賛否両論を余所に何百万人もの視聴者が毎週チャンネルを合わせ続け、最終的にテレビシーズン全体の米地上波No.1ヒットへと上り詰めたのだ。
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J:COMの動画配信サービス「J:COM STREAM」にて …
酷評を跳ね返し米地上波No.1を獲得!ヒットメーカーの凄み
ニールセンによる2025–2026年テレビシーズンの「35日間マルチプラットフォーム確定視聴率」によると、本作は対象期間中に1,930万人の視聴者数を記録。最も観られた地上波テレビシリーズとして首位で幕を閉じている。配信等を含む全TV番組の中でも、本作はNetflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に次ぐ総合第5位にランクイン。従来の地上波放送シリーズに限って言えば、これほど多くの観客を惹きつけた番組は他に存在しない。
【米レビューサイトRotten Tomatoesの支持率比較】
・『1883』:批評家 89%
・『1923』:批評家 94%
・『Dutton Ranch(原題)』:批評家 89%
・『マーシャルズ:イエローストーンストーリー』:批評家 48% / 観客 28%
数字面での大成功において興味深いのは、本作がシリーズの中で群を抜いて低い評価を受けている点だ。主要作品が高評価を獲得する一方で、本作の低迷ぶりは際立っている。
悲劇から始まるケイシーの新たな闘いと物議を醸した展開
本作の物語は、『イエローストーン』の本編を経た後のルーク・グライムス演じるケイシー・ダットンを追いかける。牧場を離れたルーク(ケイシー)は、モンタナ州を守る米連邦保安官(U.S. Marshals)のエリート部隊に加わると同時に、妻モニカの死後に息子のテイトを育てるため奮闘する。しかし、この「モニカの死」という衝撃的な展開は、劇評家たちから激しい批判を浴びることとなった。
本シリーズに対する批判の多くは、ルークの物語が『イエローストーン』のクライマックスですでに自然な形で完結を迎えており、『マーシャルズ』が彼の旅路を継続させる正当性を示すのに苦戦しているという点に集まっている。
キャストにはブレッケン・メリル、モー・ブリングス・プレンティ、ギル・バーミンガムらが続投。さらにローガン・マーシャル=グリーン、アリエル・ケベル、アッシュ・サントス、タタンカ・ミーンズらが新たに参加している。
異例の速さで決定したシーズン2への期待
レビューでの厳しい声はあるものの、観客がルーク演じるキャラクターとシェリダンの広がり続けるTV・ユニバースに強い関心を寄せていることは明白だ。米放送局CBSはその成功を逃さず活用し、初放送からわずか12日後に『マーシャルズ』のシーズン2更新を決定した。
公開された短尺のティーザー映像には、銃口を突きつけられるルークの姿が捉えられており、新シーズンでは彼がさらに苛烈な試練に直面することは間違いなさそうだ。
『マーシャルズ:イエローストーンストーリー シーズン1』はJ:COMの動画配信サービス「J:COM STREAM」にて配信中。9月4日(金)からはテイラー・シェリダンが、再びモンタナを舞台に手掛ける注目の新作ドラマ『マディソン』も配信スタートとなる。(海外ドラマNAVI)







