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『ユーフォリア』シーズン3に漂う物足りなさの正体、天才作曲家ラビリンス降板の理由

2026年6月11日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『ユーフォリア』シーズン3

大ヒットドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のファイナルとなったシーズン3。全話の配信が終了した今、劇中の“ある変化”に物足りなさを感じた視聴者も多いのではないだろうか? そう、シリーズの代名詞とも言える、あのエモーショナルで中毒性の高い音楽が本編から消えていたのだ。シーズン1&2の象徴であり、作品のDNAとも言えるサウンドを構築した作曲家のラビリンス。彼がなぜシーズン3に参加しなかったのか。その裏には、音楽業界への強烈な不信感と、自身のプライドをかけた激しい決別があった。

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「自分をクソみたいに扱わせない」ラビリンスがぶちまけた怒りの真相

実は、シーズン3の配信やコーチェラ・フェスティバルでのパフォーマンスを前に、ラビリンスは自身のInstagramのストーリーズで、番組からの離脱と音楽業界への不満を爆発させていた。

「この業界の人たちは平気で嘘をつくくせに、自分のことを誠実な人間だと言い張る。だから嘘偽りなく、自分の音楽をすべて引き上げることに決めたんだ」と綴り、自身の楽曲を作品から完全に引き上げる決断を下したことを告白した。

さらに「HBOとは話をしたし、僕の知る限り、僕たちの関係は問題ない。僕が去ったのは――これが究極の真実だが――誰かのために働くとき、僕はその人のビジョンを最優先する。けど、自分をクソみたいに扱わせるわけにはいかない」

この衝撃的な決別の兆候は、その前月にも見られていた。SNSに「この業界にはもううんざりだ。コロンビア・レコードなんてクソ食らえ。『ユーフォリア』はなおさらクソ食らえだ。抜ける。ありがとう、おやすみ」と書き残し、番組や所属レーベルと完全に距離を置く構えを見せていたのだ。

5年のタイムジャンプと、ハンス・ジマーの単独起用

一方で、本作の製作総指揮でありショーランナーを務めるサム・レヴィンソンは、ラビリンスの離脱について異なる見解を示している。

サムはローリング・ストーン誌に対し、「彼は素晴らしいコラボレーターであり、『ユーフォリア』のサウンドの基礎を本当に築いてくれた人物だ」と称賛。しかし、シーズン3では物語が5年後にジャンプし、キャラクターたちが高校を卒業したことで、作品の「ポップなルーツは薄れてしまった」と付け加えた。「全般的に、既存の曲を挿入することへの興味は薄れ、この世界を案内してくれるような音楽により興味があった」と語り、作品の成熟に伴う音楽性のシフトが不可避であったことを示唆している。

結果として、新シーズンのスコアをリードすることになったのは、映画音楽界の巨匠ハンス・ジマーだ。ハンスが単独の作曲クレジットとして音楽を牽引し、前2シーズンとは全く異なる重厚な世界観を作り上げることとなった。

ラビリンスは『ユーフォリア』への貢献によって、今や世界的な知名度を獲得した。彼が手がけた「All for Us」や「Formula」、「Mount Everest」、ビリー・アイリッシュのボーカルをフィーチャーしてグラミー賞にもノミネートされた「Never Felt So Alone」などの名曲は、サブスクリプションサービスで何百万回ものストリーミング再生数を記録している。

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参考元:Variety

Photo:『ユーフォリア/EUPHORIA』(c) 2026 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. HBO Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.

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海外ドラマNAVI編集部

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