米HBO Maxの医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』にフランク・ラングドン医師役で出演中のパトリック・ボールが、同作への出演によって約8万ドル(約1,200万円)の学生ローンを完済できたことを涙ながらに告白した。
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『ザ・ピット』にスピンオフの可能性!?キャストが語る
視聴率、批評の双方で成功している医療ドラマ『ザ・ピット/ピッ …
俳優引退を考えた過去と「人生の重荷」からの解放
現在シーズン2が配信中の同作は、エミー賞受賞歴を持つ人気シリーズだ。パトリックはインタビューの中で、「『ザ・ピット』が始まって3カ月ほどで学生ローンを完済した。あれは本当に深い瞬間だった。この借金を抱えたまま死ぬと思っていたから」と、声を詰まらせながら振り返った。
パトリックは、多額の負債が自身の人生に落としていた影についても言及。「8万ドルの借金があり、経済的な不安が原因でいくつもの恋愛がダメになった。これが自分の人生なんだ、一生付き合っていくものなんだと考えていた。それは本当に重苦しいものだった」と語った。
さらに、完済の喜びをこう表現した。「もしこの番組が成功すれば最高だし、たとえ失敗したとしても、完済したという事実は誰にも奪えない。借金からはもうおさらばだ。これだけは取り消せない事実なんだ」
今でこそ放送映画批評家協会賞の助演男優賞にノミネートされ、全米映画俳優組合(SAG)賞のアンサンブル賞を受賞するなど華々しい活躍を見せているが、本作に抜擢される直前、彼は俳優業を諦めようとしていたという。
「将来の見通しは暗く、別の道を探していた」と語るパトリックは、当時の恋人の父親からFBIへの転職を勧められたこともあったと明かした。ニューヨークに移住した当時は、コーヒーショップ、レストラン、ドラマ『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の衣装アシスタント、企業研修のセミナー講師など4つの仕事を掛け持ちする日々だったという。
特に異色なのがセミナー講師の仕事だ。ゴールドマン・サックスなどの大手金融機関に赴き、若手管理職が「部下を解雇する」という困難な会話を練習するための「解雇される役の俳優」を務めていたという。「これまで何千回もクビになってきた。誰よりもクビにされた経験があるはずだ。そんな時に『ザ・ピット』の電話がかかってきて、すべてが変わったんだ」と、劇的な転機を語った。
『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)




