2023年にシーズン6で打ち切りから米FOXの医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』だが、近年はリバイバルやスピンオフが盛んで、シリーズが何らかの形で復活する可能性を期待する声は根強い。
共同クリエイターのエイミー・ホールデン・ジョーンズと製作総指揮のアンドリュー・チャップマンが、復活やスピンオフの可能性などについてTV Insiderに語った。
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スピンオフの主人公を選ぶなら…?
ジョーンズは「私たちはもちろん、関わった全員がまた番組に戻りたいと思っている」と語り、「他のスピンオフ作品と違って、多くのキャストが戻ってくれるはずなので、同じ世界観をそのまま続けることもできる」と明かした。
また、もしスピンオフ作品であれば、外科医AJ・オースティンを演じたマルコム=ジャマル・ワーナーが主人公にするのが最適だと、ジョーンズもチャップマンも意見が一致している。
ジョーンズは「彼を主人公の医師にして、新しいキャスト、新しい問題を用意できる」と説明しつつ、笑いながら「別の街に引っ越して、子どもと過ごす時間を増やそうと負担の少ない仕事を目指すけど全然うまくいかない…みたいな展開も考えた」とアイデアを披露。
また、「私が昔「Island Practice(原題)」という本を原作にした企画を手がけたとき、ナンタケット島の田舎の医師が外科医も兼ねて地域の何でも屋ドクターになる話だった。AJをそんな田舎の医師にするのも面白いと思った」と構想を語った。
さらに「あるいはキット(ジェーン・リーヴス)とベル(ブルース・グリーンウッド)のスピンオフも良いかもしれない」と提案した。これに対しチャップマンも「それは年齢層高めの視聴者向けになるね」とコメントしている。
ファンの間で復活を望む声が強いことは二人も理解しているという。ジョーンズは「あと一歩実現させるために何をすればいいのか分からないのが難しい」と率直に語りつつ、「でも誰にも分からないもの。『SUITS/スーツ』だって戻るのに時間がかかったでしょ?」と希望をにじませた。
さらに「大事なのは、私たちならちゃんと作れるということ。リブートを見て“何でこうなった?オリジナルの魅力はどこに行ったの?”と思うこともあるけど、私たちはそれをちゃんとやり遂げられるといつも伝えたい」と意気込みを示した。
『レジデント 型破りな天才研修医』全6シーズンはNetflixにて配信中。シーズン1は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)