アカデミー賞作品賞含む主要3部門受賞『コーダ あいのうた』プロデューサー最新作『デュオ 1/2のピアニスト』が2月28日(金)全国ロードショー。本日2月5日<双子の日>に本予告映像と新ビジュアルが解禁となった。
『デュオ 1/2のピアニスト』とは?
双子の姉妹クレールとジャンヌは、幼い頃からともにピアノに情熱を注いできた。父親からアスリートのような指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学する。ソリストを目指し、二人のキャリアを左右するコンサートのオーディションに向けて練習に励む日々。しかし、クレールとジャンヌは自分たちの両手が徐々に不自由になる難病にかかっていることを知る。最悪の事態に直面しながらも、改めてピアノが人生のすべてであり、かけがえのない大切な存在だということに気づく。そして、絶対に叶えたい夢を二人で掴み取るため、家族に支えられながら、自らの運命を変えていく―。
『デュオ 1/2のピアニスト』本予告映像
この度解禁となった本予告映像は、2台のピアノとともにステージに立つクレール(カミーユ・ラザ『エミリー、パリへ行く』)とジャンヌ(メラニー・ロベール『La recrue(原題)』)にスタンディングオベーションが巻き起こるシーンから幕が開ける。
父親・セルジュから常に“一番”を求められ、アスリートのような教育を受けてきた二人は、名門カールスルーエ音楽院に入学する。そこで待ち受けていたのは、コンサートのソリストをかけたクラス分け試験。その結果、クレールは上級クラスに選ばれたが、ジャンヌは「本物が一人いればコピーは不要だ」と切り捨てられ、いつも一緒だった二人は引き裂かれてしまう。
コンサートのオーディションに向け、何人ものプロを育ててきたレナート先生のスパルタ指導のもと練習に励むクレールだが、ある日手に痛みを覚え病院へ行くと、両手が徐々に不自由になる難病にかかっていることを知らされる。そして、それは遺伝性のものでまもなくジャンヌも発症し、二人はピアニストへの夢を絶たれてしまう。
扉も開けられないほどの手で、絶望の淵に立たされるクレールとジャンヌ。しかし、改めてピアノが人生のすべてだと気づき、再び夢のステージに立つために、唯一無二の演奏方法をひらめく。それは、“譜面を二人で補い合う”という「双子だから」できる“神業”だった。二人が編み出した奏法は、一体どんな奇跡の旋律を奏で、自らの運命を変えるのかー。
合わせて解禁された新ビジュアルと場面写真で描かれるのは、苦難と葛藤、そして夢のステージに立つという成功までの双子の姿。幼い頃からいつも一緒の二人は、音楽院へ入学するとクラス分けとともに離れ離れに。しかし、同じ難病を発症し再び一つになる。姉妹であり、家族であり、一番身近な自分とも言える不思議な関係の“双子”の絆にも注目だ!
“新次元のピアノ・デュオ”坂本彩、坂本リサ姉妹からコメントが到着
この度、“新次元のピアノ・デュオ”としてクラシック界で今最も期待と注目を集める坂本彩、坂本リサ姉妹から本作へのコメントが到着。
坂本彩、坂本リサ姉妹は、幼少期からデュオを始め、驚異的なアンサンブルを培い、ともに東京藝術大学大学院で研鑽を積んだ後ドイツへ留学。2021年に最難関として知られるミュンヘンでのコンクールピアノデュオ部門で日本人デュオとして初の第3位入賞を果たした他、聴衆賞・特別賞を受賞。2024年11月に待望のデビューアルバム「Duettist」を発売し、新たなピアノデュオの可能性を切り開いている。
そんなまるで本作の主人公の双子のような、幼い頃から音楽の世界に身を置き、数々のプレッシャーや試練を乗り越え、さらにどんな時も切磋琢磨し合ってきた二人が本作をいち早く鑑賞し大称賛!!「私たちにもそれぞれに挫折しかけた時期、片やピアノの前で泣き崩れ、片や励まし続けた夜、言葉にせずともお互いを理解し合いながら苦楽を共にしてきたこと。私たちとピアノのことに昔から全力を注いでくれる両親のことも頭に浮かび、目頭が熱くなりました。そして、人生の選択に正解がないことの難しさとその可能性の広さについて深く考えさせられました」と溢れる想いをコメントで寄せた。
映画『デュオ1/2のピアニスト』は2月28日(金)新宿ピカデリー他 全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『デュオ1/2のピアニスト』© 2024 / JERICO - ONE WORLD FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA