歴史改変ロマンス『マイ・レディ・ジェーン』は『ブリジャートン家』ロスの人におすすめ!

Netflixシリーズ『ブリジャートン家』シーズン3を見終えて、次のシーズンが配信されるまで、もっとこの世界観に浸りたいという人にご紹介したいのが、本日6月27日(木)からAmazon Prime Video(アマプラ)にて配信がスタートする『マイ・レディ・ジェーン』だ。

 

ジェーンが女王であり続けたらどうなっていた?

Amazonプライムのオリジナルシリーズである『マイ・レディ・ジェーン』は、シンシア・ハンド、ブロディ・アシュトン、ジョディ・メドウズ共著の人気小説シリーズをもとにしており、1553年に9日間だけイングランド女王の座についたレディ・ジェーン・グレイの実話を再構築した物語を語る。

史実では、ジェーンはメアリー1世によって地位を奪われ、処刑されてしまうが、このシリーズでは、ジェーンが女王であり続けたらどうなっていたかを考察している。

予告編を見ると、このシリーズでは1500年代に女性の王族がどのような存在であったかを、フェミニスト的に再構築するようだ。

現時点で明らかになっている、『マイ・レディ・ジェーン』についてわかっていることは以下の通り。

あらすじ

1553年、レディ・ジェーン・グレイはイングランド女王に即位した。その9日後、彼女は王位を失い、斬首された。しかし、もし歴史が違っていたら?

『マイ・レディ・ジェーン』は、レディ・ジェーン・グレイの台頭と治世を新たに想像する風刺コメディ・ファンタジーシリーズ。レディ・ジェーンは野心家の母の手によりギルフォード・ダドリーに嫁ぐことになると、素性を知らぬ魅力的な彼が、命を狙われかねない暗い秘密を抱えていることを知る。

さらに、彼女のいとこであるエドワード王を殺害し、王国全体を混乱に陥れようとするなど、より大きな陰謀も動く。ロマンス、冒険、ファンタジーに満ちた痛烈で心温まる物語『マイ・レディ・ジェーン』は、真実の愛が存在すること、人は見かけによらないこと、そして運命に翻弄されるヒロインが道を切り開く姿を描く。

ただのセクシーな時代劇にあらず。魔法やファンタジーの要素もあり、キャラクターは一般人と動物に変身できる人に分かれるといい、『ブリジャートン家』とは異なるテイストだ。とある海外メディアは『ザ・ボーイズ』プラス『ブリジャートン家』と表現している。

キャスト

主人公のレディ・ジェーンを演じるのは、期待の新人エミリー・ベイダー(『パラノーマル・アクティビティ7』)。彼女の夫となるギルフォード・ダドリー役は、エドワード・ブルーメル(『セックス・エデュケーション』)。

ほかに、ダドリー卿役のロブ・ブライドン(『シンクロ・ダンディーズ!』)、宮廷のライバル役でドミニク・クーパー(『プリーチャー』)をはじめ、アンナ・チャンセラー(『THE HOUR 裏切りのニュース』)、ジム・ブロードベント(『ブリジット・ジョーンズの日記』)、イザベラ・ブラウンソン(『デビルズ・アワー 〜3時33分〜』)、ロビン・ベタリッジ(『The Gold(原題)』)、ケイト・オフリン(『ランドスケーパーズ 秘密の庭』)、アビー・ハーン(『トワイライト・ゾーン』)、ジョー・クロセク(『渇きと偽り』)、マイケル・ウォーキー(『産婦人科医アダムの赤裸々日記』)、マレッド・タイアーズ(『私のスーパーパワー』)が出演する。

予告編

予告編の冒頭には、この作品を象徴するようなセリフが語られる。「紹介しよう、こちらはレディ・ジェーン・グレイ。処刑された悲劇の女王として歴史に名を刻んだ。その人生はあまり知られていない。その歴史、もし違ってたら?」

そして、レディ・ジェーンは将来の夫に望みを聞かれるとこう答えるのだ。「自立よ」と。そんな彼女に、私たちはきっと夢中になるだろう。

『マイ・レディ・ジェーン』はPrime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Amazonオリジナル『マイ・レディ・ジェーン』