【スターチャンネルEXランキング】デヴィッド・テナント主演『リトビネンコ暗殺』がぶっちぎり1位!(2月4日更新)

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、1月最も多く視聴された番組のランキングを発表! 独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック!

スターチャンネルEXランキング

<ドラマ>

1 リトビネンコ暗殺(字幕版)
2 ザ・キャプチャー 歪められた真実(字幕版)
3 80日間世界一周(字幕版) →
4 ハリー・パーマー 国際諜報局(字幕版) →
5 ハンニバル (字幕版) ↓
6 ダウントン・アビー(字幕版)  →
7 2034 今そこにある未来(字幕版)↓
8 DEVILS~金融の悪魔~(字幕版)
9 原潜ヴィジル 水面下の陰謀(字幕版)
10 5つの歌詩(うた) ↓

<映画>

1 ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(字幕版)
2 ラストエンペラー[オリジナル全長版](字幕版) ↑
3 オフィシャル・シークレット(字幕版)
4 荒野の誓い(字幕版)
5 エリン・ブロコビッチ(字幕版) ↑
6 新感染 ファイナル・エクスプレス(吹替版) ↓
7 サンダーボルト(1974)(字幕版)
8 メカニック (吹替版)
9 タクシードライバー (字幕版)
10 薔薇の名前(字幕版)

海外ドラマでは配信前から注目を集めていた『リトビネンコ暗殺』がやはり1位を獲得。2006年、ロンドン市街地で起きた元スパイで反ロシア活動家アレクサンドル・リトビネンコの暗殺事件とその捜査を題材にした本作。キャストではリトビネンコ役を務めたデヴィッド・テナント(『ドクター・フー』『80日間世界一周』)が取りだたされるが、ぜひ注目してほしいのがリトビネンコの妻マリーナ夫人を演じたアメリカ人女優マルガリータ・レヴィエヴァ。『ブラックリスト』や『DEUCE/ポルノストリート in NY』などの出演で知られる彼女は旧ソ連出身というルーツを持っているが、役を受けることも「恐ろしかった」という。

「私はロシア出身だから家族などに聞いたのを覚えてる。もしこれを引き受けるにあたり間違いを犯したら、大統領がどんなことをできるのかを知っているから。彼女を演じることの意味はもちろんだけれど、なによりもストーリーがただただ本当に重要であると感じていた」と英国メディアの取材で答えていた。キャストやスタッフが命懸けで挑んだといえる衝撃作をぜひご覧いただきたい。

『リトビネンコ暗殺』
『リトビネンコ暗殺』

 

2位には待望の新シーズンが日本上陸した『ザ・キャプチャー 歪められた真実』がランクイン。主人公の刑事レイチェル役は前シーズンより、『私立探偵ストライク』のホリデイ・グレインジャーが続投。レイチェルの捜査においてカギを握る役どころをシーズン1では『ファンタスティック・ビースト』のカラム・ターナーが演じていたが、シーズン2では新たに、A24の映画『MEN 同じ顔の男たち』が話題のパーパ・エッシードゥが参加。演じるのは監視をめぐる国家がらみの陰謀に翻弄される将来有望な若手大臣アイザックという役どころ。実現の日もすぐ近くに来ているかもしれないリアルタイム・ディープフェイク技術の恐怖を目の当たりにしてほしい。

『ザ・キャプチャー 歪められた真実』シーズン2

 

映画ランキングでは、1975年公開シャンタル・アケルマン監督作『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメ留守河畔通り23番地』が1位。『去年マリエンバートで』などで知られるデルフィーヌ・セイリグが主演を務め、ある主婦のひたすら反復する日常を通して“家事労働”を可視化し、そこから生まれるフラストレーションの爆発までを綴る。フェミニズム映画の傑作として評された貴重な代表作の一本。

『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメ留守河畔通り23番地』

 

長らく劇場未公開で映画通でも見ることが難しかった名作が、今になって配信で楽しめることで日本でもじわじわと話題を呼んだ。最新海外ドラマはもちろん、いまではなかなか観られない旧作映画の名作が並ぶのも「スターチャンネルEX」の魅力だろう。今後のラインナップも楽しみだ。

2位には先月から順位をあげて『ラストエンペラー[オリジナル全長版]』が登場。劇場公開版より約57分長い全222分の壮大なスケールが楽しめる貴重な機会ということで注目を集めていたが、なんとその吹替版もスターチャンネルにお目見え。

『ラストエンペラー[オリジナル全長版]』

 

実はこの吹替版、1989年に「日曜洋画劇場」で放送されて以来ずっと眠っていた幻の一作で、この度34年ぶりに復活。ジョン・ローンの声を松橋登、ジョーン・チェンの声を佳那晃子、ピーター・オトゥールの声を井上孝雄、デニス・ダンの声を池田勝が担当。豪華声優陣によるお宝吹替え版でみる『ラストエンペラー』は、これまでにない満足度を味わえること間違いなし!

(KanaKo)

Photo:『リトビネンコ暗殺』©ITV Studios Limited All rights reserved./『ザ・キャプチャー 歪められた真実』シーズン2© HEYDAY TELEVISION LIMITED MMXXII./『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメ留守河畔通り23番地』(C)Chantal Akerman Foundation/『ラストエンペラー』(C)Recorded Picture Company