動員、興行収入ともに全国劇場再開後の新作で堂々の初登場<第1位>を獲得した『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。本日6月22日(日)の父の日を記念し、単なる少女ではなく一人の立派な女性であるという敬意を込めて四姉妹たちのことを"リトル・ウィメン"と呼ぶ、マーチ家の父親を演じたボブ・オデンカークの特別インタビュー映像を独占解禁。
19世紀を代表する女性作家ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説「若草物語」を、映画『レディ・バード』でメガホンをとったグレタ・ガーウィグが監督・脚本を手掛けた本作。本年度アカデミー賞で6部門のノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。
そんな本作で、4姉妹の父ロバート・マーチを演じるのは、過去最高の評価を得たドラマシリーズとしてギネス記録に認定もされている『ブレイキング・バッド』の悪徳弁護士ソウル・グッドマン役や、彼を主人公としたスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』で主演を務めるボブ・オデンカーク。放送作家やコメディアン、監督としても活躍し、多彩な才能を持つ。
ロバートは従軍医師の任務のため不在がちではあったが、家族の拠り所として確かな存在を発揮するマーチ家の父親。彼は教師であり、女性やマイノリティのために戦う人だったと言われている原作者オルコットの実父、ブロンソン・オルコットを投影している。ボブはストーリーについて、「助け合いながら能力を開花させていく物語だ。マーチ家の4姉妹は、強くて個性を発揮していて知性があり、何事にも熱心だ」と語る。
シアーシャ・ローナン(次女ジョー)、エマ・ワトソン(長女メグ)、フローレンス・ピュー(四女エイミー)、エリザ・スカンレン(三女ベス)ら個性豊かで才能あふれる4姉妹たちを演じた女優たちについては「最高の娘たちだよ。今活躍している女優の中で最高の4人だ。一緒にいるだけで楽しい」と絶賛! 「4人がどう思ってるか知らないけどね」と笑いながら答え、長女メグを演じたエマから「父親に少し似ていると言ってくれた」とまさに本当の父親のような温かい笑顔ではにかみながら明かした。
さらに、本作が共感を呼ぶ理由について問われ、「政治的でもなければ、思想も掲げていない、私的な物語だ。登場人物たちを知り人生を見守るうち、観るものすべてが感動させられる。若い女性ならなおさらだ」とその魅力について分析。世界への可能性は無限大で、自分を止められるものは何一つないと信じるすべての"リトル・ウィメン"たちの父親を演じたボブらしい言葉で締め括った。
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、全国順次ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』