『Our Friend/アワー・フレンド』本編映像解禁!人見知り全開、ケイシー・アフレックの心を開く友情に胸アツ

2015年に米Esquire誌に掲載され、全米雑誌大賞を受賞したエッセーを映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。現在公開中の本作より本編映像とケイシー・アフレックのコメントを独占公開。

二人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていたジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)は、ある日突然告げられたニコルへの末期がんの宣告で生活が一変してしまう。妻の介護と子育てによる負担がマットに重くのしかかるなか、過去に生きる希望を失いかけた時に二人から心を救われた親友デイン(ジェイソン・シーゲル)が一家を支えるためやってくる。2年にも及ぶ闘病生活。三人の想いと苦悩が交差するなかで彼らが見つけた希望とは...。

マット役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。妻ニコル役には『フィフティ・シェイズ』シリーズで一躍注目を浴び、その後も『サスペリア』『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』など話題作が続くダコタ・ジョンソン。そして二人の親友デイン役には多くのコメディ作品に出演し、幅広い演技に定評のあるジェイソン・シーゲル。

今回解禁となった映像は、振り返ること13年前のマットとデインが初めて出会い言葉を交わすシーンだ。舞台女優の妻ニコルの公演後の打ち上げの場で彼女を介して、友人と紹介されたデイン。もともと人見知りで真面目、人付き合いも得意でないマットは、かねてから気が合いそうだと言うニコルに二人きりにされてしまい、この初対面の男をどうやり過ごすのか...?!

お互いの仕事や夢についての話にデインは、「(将来の夢は?)スタンダップコメディ。実は具体的なことはまだ何もやってない」「はじめに戦略を練ろうかと思ってるんだ」「必要なのは...ペンとメモ帳だよ」と本気とも冗談ともとれるテンションで朴訥と語るが、マットはその姿に思わず笑ってしまう。

原作者のマット・ティーグは、デインと初対面の日ことを「実際はバーではなく、日本料理を出すお店で他にも何人かいた場だった。それまで日本食なんて食べたことがなかったから、メニューを見ても何をどう注文していいか分からない。すごく困った挙句にやっと見つけたフライドチキンをオーダーしたんだ。そしたらチキンを頼んだ奴がもう一人いた!...デインだよ! その時にあいつとは気が合うかもしれない、と思ったことをよく覚えてる(笑)」と当時のエピソードを語っている。

ケイシーは、「この作品の友情や人間関係、結婚、親であることなどについて伝えようとしていることが好きなんだ。危機も訪れるし、悲劇も起こる。でもそんな時に頼れるのはお互いなんだ」と力強く語っている。

映画『Our Friend/アワー・フレンド』は絶賛公開中。(海外ドラマNAVI)

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『Our Friend/アワー・フレンド』© BBP Friend, LLC – 2020