今秋よりアメリカで放送が始まる新ドラマ『Arrow』の原作は、DCコミック「グリーン・アロー」。アメコミファンも期待の新作だ。そんな中、ドラマと同時進行で同作のデジタル版コミックが発売されることが明らかになった。
DCエンターテインメントの発表によると、デジタル版コミックは、ドラマのプレミア放送がスタートする10月10日に発売されるという。価格は、1話0.99ドル(約78円)。11月28日には、追って月刊誌となる印刷版も発売される予定。
同コミックでは、ドラマの世界をより掘り下げた内容が明らかになるといい、登場人物のバックグラウンドやエピソードのすき間のストーリーも語られるのだそう。原作は、ドラマ『Arrow』の製作総指揮兼脚本家のマーク・グッゲンハイムと脚本家アンドリュー・クライスバーグが担当。イラストに、本家コミック「グリーン・アロー」を描いたマイク・グレルも携わるというから、ファンは買わずにはいられないかも!?
グッゲンハイムは、「私もアンドリューも、単なるテレビやコミックの脚本家なんかじゃない。二人ともコミックのファンなんだ。たぶん過去には誰もやったことのないことだから、ものすごくワクワクもしている。毎週、ドラマと直接つながったコミックが発売されて、物語のすき間を埋める。しかも、番組の脚本家が手掛けるんだ」と、期待を膨らませる。
ドラマと並行してタイアップするコミックは、功を奏するのか。前代未聞の試みは、視聴率アップにつながるのか。ドラマ界、コミック界ともに注目したい。(海外ドラマNAVI)