時空を駆け巡る謎の人物"ドクター"の活躍を描き、今年で50周年を迎える英国の人気番組『ドクター・フー』。その50周年記念スペシャルに、9代目ドクターを演じたクリストファー・エクルストンは出演しないことが明らかになった。
このことが明らかになったのは、英タブロイド紙"Daily Star"が掲載した記事がきっかけ。同紙によれば、クリストファーはスペシャル番組に出演することになっていたが、撮影が始まる直前に現場を立ち去ってしまったということだった。
しかし英BBCは、この記事の内容を否定。「クリス(トファー)は(製作総指揮者の)スティーヴン・モファットと何度か話し合いを持ちましたが、よく考えた結果、出演しないことにしたのです」と述べている。つまり、もともと最初から出演する予定はなかったというわけだ。
なお、50周年記念スペシャルには、10代目ドクターを演じたデヴィッド・テナントと、コンパニオン(旅仲間)のローズ役を演じたビリー・パイパーが出演することが明らかになっている。先日には、11代目ドクター役のマット・スミスと、デヴィッドが台本に読み合わせに際して肩を組んでいる写真も公表された。
このほか、キャプテン・ジャック・ハークネス役のジョン・バロウマンは、自身のツイッターで出演を否定。コンパニオンのマーサを演じたフリーマ・アジマンも、米CWで放送中の『The Carrie Diaries』に出演中のため、50周年記念スペシャルには出られないと話している。(海外ドラマNAVI)