クリス・ブラウン、躁うつ病および心的外傷後ストレス障害と診断される!

現在、薬物の克服と、アンガー・マネジメント(怒りの制御)を学ぶためのリハビリに励んでいるクリス・ブラウン。ロサンゼルス郡上級裁判所は、先月、さらにリハビリを継続するよう申し渡したばかりだが、薬物摂取と暴力行為は躁うつ病および心的外傷後ストレス障害(PTSD)によるもの、という所見が裁判所に提出されたと米TV Guideが報じた。

2009年に、元恋人のリアーナに対する暴力容疑で有罪となり、5年間の保護観察と社会奉仕活動を命じられていたクリスだが、まだ保護観察下にあった昨年10月に、写真を撮ろうとした一般男性を殴り逮捕。保護観察を取り消され、施設でのリハビリを命じられていた。

提出された書簡では、クリスの最近の暴力的な行為は、躁うつ病とPTSDにより引き起こされた可能性を示唆。この二つの障害を持つ患者が、気分を落ち着けるために薬物を使用することは珍しくないという。また、薬物とアンガー・マネジメントのリハビリ以外に、両障害専門の医師による治療と観察が必要と結論づけている。

この指摘を受け、裁判所は躁うつ病とPTSDの治療のための60日間のプログラムを受けるように申し渡したという。この命令に失望したクリスは、自身のTwitterで、「奴らの思い通りには絶対ならない!」とコメントしている。

まだ750時間もの社会奉仕活動が残っているというクリス。復帰への道のりはなかなか遠いようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:チャーリー・シーンの番組見る? クリス・ブラウン