『ドクター・フー』ピーター・カパルディの新ドクターはさらに過激になる!?

人気SFシリーズ『ドクター・フー』の新シリーズが、いよいよ英BBC1で8月23日(土)から放送開始となる。新シーズンより、マット・スミスからピーター・カパルディにドクター役が引き継がれるが、一体どのようなドクターになるのか。

ドクターはあくまでも同一人物だが、再生するたびに新しい特徴やキャラクター性が加わるのがファンの楽しみの1つでもある。今回、12代目を演じることになったピーターが英Radio Timesに新しいドクターについて語っている。

ピーターは、役作りのためにいろいろな人物を参考にしたという。「あえて名前は挙げたくないんだ。その方が、誰なのか視聴者もいろいろ考えてられて楽しいだろ」とピーター。「まず自分がドクターっぽいと思う人物の写真や言葉を集めた。役に使えそうな言葉遣いや外見的な見え方を選び出し、それをすべてかけ合わせた。たまに鏡の中の自分を見ては、まだ彼ではない、自分だと思う。しかし、そのうち鏡の向こうから彼が見返すようになり、その変化を見逃さないようになるだろう。それ(役と自分)は頭で考えるのではなくて、本能的な関係なんだ」と語っている。

またショーランナーのスティーヴン・モファットは、ピーターが演じるドクターについて「より年をとり、より扱いにくく、より過激になる」と説明。さらに脚本のマーク・ゲイティスが「彼の目には狂気が宿っている」と言うとおり、今までよりも"どう猛"な一面をのぞかせるドクターになるようだ。歴代最年少だったマット・スミスのドクターから、がらりと雰囲気を変えそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ドクター・フー』
(C)BBC