HIV/エイズ問題を描き、第66回エミー賞作品賞(テレビムービー部門)に輝いた感動作『ノーマル・ハート』。11月29日(土)、スターチャンネルにて日本独占初放送されることが決定した。
本作は、劇作家ラリー・クレイマーのブロードウェイ同名劇を米HBOが初の映画化。『Glee』など数々の人気ドラマを生みだした名プロデューサー、ライアン・マーフィーが製作総指揮・監督を務め、第66回エミー賞では、作品賞(テレビムービー部門)、メイクアップ賞の2部門を受賞。80年代初頭のHIV/エイズ感染者が増え始めたゲイ・コミュニティを舞台に、彼らが病魔のみならず、国や社会と闘う姿を描いた珠玉の感動ドラマだ。
ジャーナリストのネッド(マーク・ラファロ)は、ゲイの間で奇妙な伝染病が広まっている噂を耳に。自身もゲイである彼が取材のため病院を訪れると、担当の女性医師から「この病気にかかった患者は、絶対に死ぬ」と衝撃の言葉を告げられる。この得体の知れない病気"ゲイ・キャンサー"は次々と友人達の体をむしばんでいくが、ゲイ特有の病気と偏見を持たれ、国からも世間からも迫害を受ける日々が続く。この病気を世間に認知してもらうため、ネッドは仲間達と共に団体を設立。ゲイに対して好意的なニューヨーク・タイムズの記者フェリックス(マット・ボマー)を紹介されたネッドは、やがて初めての恋に落ちるが...。
本作は、「HIV/エイズへの啓蒙」という目的に賛同した俳優陣が多数参加したことでも話題に。ブラッド・ピット、マーク・ラファロらがマーフィーとともに製作総指揮に名を連ね、主人公の恋人であり、HIV/エイズに感染してしまう記者役をマット・ボマー(『ホワイトカラー』)が熱演。そのほか、ジュリア・ロバーツ、テイラー・キッチュ、ジョナサン・グロフ、ジム・パーソンズなど実力俳優が脇を固める。
12月1日の"世界エイズデー"を前に、ぜひ観ておきたい作品だ。
テレビ映画『ノーマル・ハート』は、スターチャネルにて、11月29日(土)21:00より放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ノーマル・ハート』
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