第27回東京国際映画祭が10月23日(木)に開幕し、オープニング作品であるディズニー映画『ベイマックス』が世界に先駆け、ワールドプレミアとして上映された。
『アナと雪の女王』をはじめ、爆発的なヒット作を生み続ける米ディズニー・スタジオ。ゲストとしてディズニーのアニメーション作品を統括するチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセター、本作で監督を務めるドン・ホールとクリス・ウィリアムズ、プロデューサーのロイ・コンリ、そしてディズニー・アニメーション・スタジオのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるアンドリュー・ミルスタインがオープニングセレモニーに出席。そして、日本語吹替版でキャスを演じた菅野美穂、タダシを演じた小泉孝太郎がレッドカーペッドに登場し、オープニングイベントを盛り上げた。
菅野は「ディズニーの夢がいっぱいで、キラキラしたイメージから選んだ」という星のスパンコールが散りばめられたドレス姿で、また小泉は「この場にいられることが光栄」と、キリッと着こなしたスーツ姿でレッドカーペットに登場。観客からは大歓声が巻き起こった。
そして、注目すべきは本作の主人公"ベイマックス"。"ベイマックス"は今回世界で初めて公の場に登場したことになる。抱きしめたくなるほどやわらかいフワぷにの体でヨチヨチ歩く愛らしいその姿に、会場に集った2800人の観客から「かわいい!!」という大歓声が飛び交った。菅野も"ベイマックス"を見るや抱きつき「マシュマロみたいで気持いい!もっとハグしていたい」とすっかりその魅力にメロメロになっていた。
映画『ベイマックス』は、日本の文化や街並みを徹底的に研究し、サンフランシスコと東京を融合した都市"サンフランソウキョウ"を舞台にした作品。本作を世界最速上映することについて、ジョン・ラセターは「日本でワールドプレミアを迎えることをすごく楽しみにしていたんだ!サンフランソウキョウは僕の大好きな日本とサンフランシスコをマッシュアップした最高に魅力的な街だから、日本の皆さんにも気に入って貰えると嬉しいよ!」と興奮気味に語った。
フォトセッションでは、駆け付けた安部晋三内閣総理大臣と並び、上映前の期待感と熱気に包まれながら、キャストとフィルムメイカーたちが満面の笑みを見せた。
ディズニー・スタジオが、「日本」について徹底的なリサーチと、リスペクトの思いを注ぎ込んで誕生させた待望の最新作『ベイマックス』は、12月20日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ベイマックス』ワールドプレミア
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