9月15日（火）表参道ヒルズ スペース オーにて「株式会社ゲオホールディングス 新戦略・新サービス発表会」が開催された。株式会社ゲオホールディングスが2016年2月（予定）より、ハイブリッドVODサービス「ゲオチャンネル」を開始し、また本サービスのパートナーとしてエイベックス・デジタル株式会社が「ゲオチャンネル」のシステム開発及びコンテンツ調達・編成を提供することが発表された。
本発表会では株式会社ゲオホールディングス代表取締役社長の遠藤結蔵氏とエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社代表取締役副社長CSOの千葉龍平が登壇し、GEOの新戦略を提示した。
遠藤氏は、「より多くのお客様の、より身近な映像エンタテインメントをお届けしたいという思いをもって、これまでの主戦場であるレンタル・宅配サービスに加え、GEOだからこそ実現できる"ハイブリッドVODサービス"を立ち上げて参ります」と発表。また千葉氏は、「GEO様がレンタルサービスと配信サービスという矛盾をどう変えていこうと考えたのち、これから間違いなくやってくるデジタル産業を正面からとらえ、これまで行ってきた自らのビジネス構造に加え新しいビジネスモデルを構築していこうと英断されたことに非常に驚き、感激しました」と述べた。
「ゲオチャンネル」は、映画、ドラマ、アニメ、音楽など多彩な12ジャンル約80,000作品が月額590円(税別)で、見放題のVODサービスになるという。これまでGEOが提供していた「リアルショップ」「宅配レンタル」に加え、3つ目の選択肢として誕生したGEOならではのハイブリッドサービスとなる。
エイベックス・デジタル株式会社常務取締役の村本理恵子氏は、「日本生まれ日本育ちの映像配信サービスを提供してきたエイベックスが、同じく日本生まれ日本育ちの国内最大級のレンタルチェーンGEO様のパートナーとなることで、どんな化学反応が生まれるのかとてもワクワクしています」と話した。さらにゲオホールディングスの林俊樹氏は「VODサービスが広がる中で、レンタルビデオ市場がシュリンクしていくだろうという見方があるが、ゲオの場合は前年比で95％～97％を維持しており、まだまだ根強いニーズはある。しかし、これだけ配信技術が進歩すると、これに対応しない手はない。全て用意して、利用者が選べる環境をつくり、利用者との関係を強めていきたいと考えている」と述べた。
「ゲオチャンネル」サービス概要
・サービス内容：定額制映像配信サービス（新作など一部個別課金）
・サービス利用料：ベーシックプラン：月額590円(税別)／オプションプラン：ベーシックプラン＋590円(税別)で店舗でも旧作が20本まで借りられる
・決済方法：クレジットカード
・コンテンツ数：約80,000作品
・ジャンル数：12ジャンル（洋画/邦画/アニメ/海外ドラマ/国内ドラマ/韓流・華流/キッズ/教養・バラエティ/BeeTV/音楽/配信レンタル/その他成人向け作品を含む）
・対応デバイス：スマートフォン/タブレット/PC/TV ※クロームキャスト対応
・入会方法：WEB入会（GEO ID ・Ponta ID要取得）
・キャンペーン：初回登録の方は31日間無料（※Ponta IDを店舗会員証登録されていない方は7日間無料）
・サービス提供：株式会社ゲオ
・サービス運営：株式会社ゲオ/エイベックス・デジタル株式会社
（海外ドラマNAVI）
Photo：ゲオチャンネル
