大自然を見事に再現したブロードウェイの大ヒット舞台『ライオンキング』を演出し、映画監督としても独自の視点で観客を魅了してきたジュリー・テイモア。彼女が豪華なスタッフ・キャストとともに作り出した舞台を自ら撮影した『夏の夜の夢』が、多くのリクエストを受けて、急遽、Bunkamuraル・シネマにて2016年1月2日（土）よりアンコール上映されることになった。
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11月13日（金）より日本橋、大阪などで限定公開された本作は、口コミで飛躍的に観客数が増加していき、見逃したファンたちから再上映を望む声が多く上がった結果、今回のアンコール上映が実現した。
動くカメラとステディカムを駆使し、舞台上のエネルギーとともに、生の舞台では観客の目が届かないシーンも収められた映像、アカデミー賞を受賞した作曲家エリオット・ゴールデンサールが本作のためだけに追加した音楽など、「映画と舞台のハイブリッド」（テイモア）と言える本作。
ウィリアム・シェイクスピアによるこの喜劇では、4つの話が見事に絡み合い紡がれる。結婚間近のアセンズ公シーシアスとアマゾン国のヒッポリタ、喧嘩中の妖精王オーベロンと女王タイターニア、森で恋の駆け引きを繰り広げる4人の恋人たち、そしてシーシアスとヒッポリタの結婚式の余興で演じる舞台を練習している一団。彼らがそろって夏至の夜の森に集まったことから巻き起こる、面白くも幻想的なヒューマンドラマだ。
キャストには、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のキャサリン・ハンター、『HOMELAND』のデヴィッド・ヘアウッド、『アベンジャーズ』のティナ・ベンコ、『LAW & ORDER：性犯罪捜査課』のマックス・カセラなどが名を連ねる。
上映スケジュールは以下の通り。
2016年1月2日（土）～1月8日（金） 12：40／18：50
2016年1月9日（土）～1月15日（金） 18：50
なお、オンラインサービスMY Bunkamuraよりチケット購入の方には、ル・シネマ内のビュッフェで利用可能のドリンク半額クーポンがプレゼントとなる。（海外ドラマNAVI）
Photo：『夏の夜の夢』
