『アメホラ』エヴァン・ピーターズ、ホラー映画『ラザロ・エフェクト』の魅力を語る

全世界で絶賛された日本の寿司職人を追ったドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』のデヴィッド・ゲルブ監督が贈る絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』。実際に古くから世界中で報告されている死者の復活「ラザロ徴候」をテーマにした同作に出演するエヴァン・ピーターズ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)のインタビュー映像が届いた。

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ヒロインのゾーイを演じるのは、『Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-』『The O.C.』のオリヴィア・ワイルド。彼女が「ラザロ血清」実験中に不慮の事故で命を落とし、期せずして人間の被験者での実験に突入することになった研究者チームは、彼女を蘇らせることに成功するが、それは同時に人類の理解を超えた力を解き放ってしまうことだった。

エヴァンはチームの一人、生物学エキスパートのクレイを演じている。彼は今回届いたインタビュー映像の中で、生き返った人間が変貌する科学的背景について解説。「例えば、悪魔と現実の区別がつかなくなったらどうなるか考えてみてよ」と呼びかける。『アメホラ』に出演しているだけでなく、「フランケンシュタイン」の物語も好きだという彼はホラー作品のエキスパートと言えるが、その魅力について「怖いことや想像したくないことをたった2時間だけ体験できる。劇場に入ってドキドキする感覚や恐怖を味わって、映画が終われば恐怖も消えて日常に戻れる。"最高にクレイジーな映画だったな"と笑いながらね」と語っている。

フランクと婚約者ゾーイをはじめとした研究者グループは、死者を蘇らせることができる「ラザロ血清」の研究に没頭していた。ある日、実験中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは周囲の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与、彼女を死の淵から蘇らせることに成功する。しかし、喜ぶのも束の間、ゾーイの身体に様々な異変が起こり始める。禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望の中、死ぬよりも恐ろしい"死のその先の恐怖"とは――。

『ラザロ・エフェクト』は6月11日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:エヴァン・ピーターズ(『ラザロ・エフェクト』)
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