ベルリンオリンピックでヒトラーの鼻を明かし、逆境に打ち勝った<4冠メダリスト>ジェシー・オーエンスの勇気の実話を描いた『栄光のランナー/1936ベルリン』。8月11日(木・祝)の公開に先駆け、今作に出演している『ゲーム・オブ・スローンズ』のメリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテンの場面写真が公開となった。
ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスからベルリンオリンピックの記録映画製作を任命された女性映画監督レニ・リーフェンシュタール。ドイツ語と英語を操り、両国の架け橋となるこの重要な役どころを演じたカリス。力強いまなざしが印象的な彼女の場面写真は当サイトのフォトギャラリーに掲載されているのでお見逃しなく!
ヒトラーも認める気鋭の女性映画監督であったリーフェンシュタールは、記録映画『オリンピア』を完成すべく、ベルリンオリンピックの撮影にいそしむが、オーエンスが大会で活躍していくにつれ、撮影を禁じられてしまう。しかし作品のためなら一切の妥協も許さない彼女は、命令に反して撮影を強行する。結果、ナチスとの決定的な対立を避けて記録映画を完成させるとともに、人種に関係なくもたらされるスポーツの感動や興奮を映像に収め世界に向けて発信し、ドイツを代表する映画監督の一人となる。
ドラマでは真っ赤なロングヘアがトレードマークだが、本作では可愛らしいショートカット姿を披露。凛とした存在感で、映像製作に命をかける女性監督を堂々と演じている。また現在は、最新作『Brimstone(原題)』で共演したガイ・ピアースとの間に第一子を妊娠中。もうすぐ出産を迎えるであろうカリス、産後の活躍もますます期待できそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『栄光のランナー/1936ベルリン』カリス・ファン・ハウテン
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