『リーサル・ウェポン』リブート版、フルシーズン制作決定

メル・ギブソン&ダニー・グローバー主演の人気映画を、新たにキャストを一新してリブートした米FOXの新作ドラマ『リーサル・ウェポン』。その、フルシーズンの制作が決まった。

『リーサル・ウェポン』は、1980年代後半から1990年代にかけて4本の作品が制作された人気映画を、TVシリーズとして新たにリブートした作品。自殺願望があり命の危険を顧みない刑事と、家族のために命を大切にしたい刑事がコンビを組み、反目しながらも次第に固い絆で結ばれていく。主演はクレイン・クロフォード(『ウォーク・トゥ・リメンバー』)とデイモン・ウェイアンズ(『ビバリーヒルズ・コップ』)。また、製作総指揮として、映画『チャーリーズ・エンジェル』や『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』で知られるマックGが参加している。

米Hollywood Reporterなどが伝えたところによると、シーズン1は当初は13話の制作が決まっていたが、新たに5話が加わり、計18話構成になったとのこと。新作ドラマでフルシーズンの制作決定が下りるのは、同局としては今秋初めてとなる。

本作の視聴率は、放送後に大ヒットドラマ『Empire 成功の代償』が控えていることもあって、秋のプレミア放送としてはFOXで2年ぶりの高い数値を示している。本放送+7日間の録画視聴を含む視聴者数は、1,240万人(マルチプラットフォーム視聴を含む)を記録した。

FOXエンターテインメントのデヴィッド・マッデン社長は、「危険でワイルドな娯楽性に満ちた、二人の刑事の関係を中核に据えた本作では、主演のデイモン・ウェイアンズとクレイン・クロフォードがダイナミックな演技を見せています。それに加えて、映画ばりのアクションや、親近感のわくユーモア、真のハートが込もった作品でもあります」とコメントしている。

TVシリーズ『リーサル・ウェポン』は、AXNにて11月6日(日)に第1話プレミア放送(無料放送)、11月21日(月)よりレギュラー放送スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『リーサル・ウェポン』
© Warner Bros. Entertainment Inc.