大人気コメディドラマ『ママと恋に落ちるまで』(以下『ママ恋』)でクリエイターを務めたカーター・ベイズとクレイグ・トーマスが、米FOXで新しいコメディを製作することが明らかとなった。米Varietyなどが報じている。
二人がプロデュースするのは、シングルカメラ撮影による『Open Arms(原題)』とタイトルが冠された作品。子どもができないと知った夫婦ホーウィーとジョイは、子育て資金を元に、二人が毎年宿泊しているホテル「バーモント・イン」を買い取ることに。しかし、すぐに経営が手に余り四苦八苦してしまう...というストーリー。
映画『Ghost Team(原題)』でペンを取ったピーター・ウォーレンが脚本を担い、彼はベイズとトーマスと共に製作総指揮も務める。今シーズンで、ベイズとトーマスがTV局に売ったプロジェクトは2本目となり、米CBSでは、彼らが企画したファミリーコメディドラマの製作も進められている。
以前のインタビューで、2001年に起きた同時多発テロを機に、ベイズとトーマスは仕事の拠点をニューヨークからロサンゼルスに移し、『ママ恋』を製作したと語っていた。その後、2014年に同シリーズが終了すると、再びニューヨークへ戻り新プロジェクトに着手。本拠地に戻って来た二人が製作する新シリーズは、9シーズン続いた『ママ恋』のような長寿人気ドラマとなるだろうか?(海外ドラマNAVI)
Photo:『ママと恋に落ちるまで』
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