キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターの活躍を描く『エージェント・カーター』の主役ヘイリー・アトウェルが主演する米ABCの新シリーズ『Conviction(原題)』が、シーズン1で打ち切られることがほぼ決定したようだ。米Varietyなどが報じている。
本作の主人公は、前大統領の娘で型破りな行動を繰り返すヘイズ・モリソン。麻薬所持で逮捕されたことを理由に、ロサンゼルスに新設された法律チームのリーダーに任命された彼女が、冤罪の可能性がある事件を調べることになり、恋人殺しの疑いをかけられた男性の事件を調査するのだが...というストーリー。
今月8日(火)、ABCが『Conviction』のキャンセルを発表したが、同局は打ち切りについてコメントを控えている。シーズン1は撮影済みの13話を放送して幕を閉じる予定で、残りの9話がオーダーされなかったことから、ほぼ打ち切りが決定したと見られている。しかし関係者の中には、正式にキャンセルが決定した訳ではなく、「同局は、出演キャストを確保しておこうとの意向があるのでは」と、述べる人もいるという。
本作が打ち切られたら、ABCで今秋に放送スタートしたシリーズで、初めてキャンセルが確定した作品となる。そして、パイパー・ペラーボ(『コバート・アフェア』)主演の犯罪ミステリードラマ『Notorious(原題)』も、本来オーダーされていた13話から10話にエピソード数が減少されたため、幕を閉じるのではないかと言われている。
残念ながらキャンセルが濃厚となった『Conviction』は、ABCにて毎週月曜22:00より放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ヘイリー・アトウェル
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