昨日お伝えしたように、2017年1月に開催される第74回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表された。この中でTVドラマ部門作品賞にノミネートされた家族ドラマ『This Is Us(原題)』は、米NBCにとっては久々のノミネート作品となることを、米Varietyが指摘している。
NBCで9月にスタートした本作は、サプライズが巧妙に仕掛けられた話題の家族ドラマ。エリートビジネスマンや肥満に悩む女性、人気TVスターなど、同じ誕生日に生まれた36歳の人々の人生模様を描く。出演は、マイロ・ヴィンティミリア(『HEROES/ヒーローズ』)、マンディ・ムーア(『ウォーク・トゥ・リメンバー』)、スターリング・K・ブラウン(『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』)、クリッシー・メッツ(『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』)、ジャスティン・ハートリー(『恋するインターン』)ほか。
TVドラマ部門作品賞でNBCのドラマがノミネートされるのは、2006年の『HEROES/ヒーローズ』以来、実に10年ぶりのこと。それに加えて、同賞の助演女優賞(シリーズ、リミテッド・シリーズ、及びTVムービー)にも、出演者のマンディとクリッシーがノミネートされた。
さらに、米脚本家組合賞(WGA賞)においても、本作は新シリーズ部門にノミネートされた唯一の地上波放送ドラマとして、注目されている。
本作は、本放送+同日視聴で平均総合視聴者数956万人を記録し、まぎれもなくNBCのヒット作とみなされている。11月30日(水)放送回に至っては、米FOXの大ヒットドラマ『Empire 成功の代償』さえ上回る成績を収めている(本放送から3日以内の視聴を含む)。日本にはまだ上陸していないが、ぜひ今から注目しておきたい作品だ。(海外ドラマNAVI)
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マイロ・ヴィンティミリア (C)Manae Nishiyama/HollywoodNewsWire.net
マンディ・ムーア (C)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net