『スター・ウォーズ』でレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが昨年暮れに急逝したことを受けて、ルーカスフィルムは、今後の『スター・ウォーズ』プロジェクトにおいて、キャリーをデジタルで再現するつもりはないと正式に発表した。
スター・ウォーズ公式サイトに掲載された声明の中で、ルーカスフィルムは「私たちは通常、ファンやプレスの憶測には答えませんが、広まっている噂についてお伝えしたいことがあります。キャリー・フィッシャーによるレイア・オーガナ姫/将軍の演技を、デジタルで再現するプランはないことを、ルーカスフィルムはファンの皆さんに向けて保証します」と述べている。
さらにこの声明は、「キャリー・フィッシャーは過去、現在、そして今後もずっと、ルーカスフィルム・ファミリーの一員です。キャリーは私たちの王女であり将軍であり、もっと大切なことに、私たちの友人でありました。キャリーを失った心の痛みはまだ癒えていません。レイア姫の思い出と遺産を祝福し、スター・ウォーズに彼女が捧げたもの全てに敬意を表すべく、私たちはこれからもずっと励んでまいります」と続けている。
すでにお伝えしたように、キャリーは亡くなる前に、今年12月15日(金)公開予定の『Star Wars: Episode VIII(仮題)』における自身の登場シーンの撮影を終えていたことが報じられている。
しかし、その後に続く『Star Wars: Episode IX(仮題)』のシーンを含め、今後レイア姫がどのように扱われていくのか、はっきりしたことは分かっていない。メディアやファンの間では、キャリーの演技をCG映像で再現するのではないかという憶測がささやかれており、ルーカスフィルムは、噂の拡大を止めるために声明を行ったようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャリー・フィッシャー
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