2017年の注目ドラマをチラ見せ!<vol.3>『ディセンダント2』大ヒットミュージカルの第2弾!

2017年に始まる注目ドラマの予告編をお届けする連載。 3回目の今回は、日本をはじめ世界中で大ヒットしたディズニー・チャンネル・オリジナルムービーの続編、『ディセンダント2』をご紹介。

(本記事は、同シリーズのネタばれとなる記述、映像を含みますのでご注意ください)

「ディセンダント」とは、英語で"子孫"の意。ディズニーの人気キャラクターにもし子孫がいたら? という斬新なアイデアから生まれた作品で、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーという、ディズニーでおなじみの悪役たち(ディズニー・ヴィランズ)の子どもをメインキャラクターにしたミュージカル。

続編では、オリジナルキャストのダヴ・キャメロン(マル役)、キャメロン・ボイス(カルロス役)、ブーブー・スチュワート(ジェイ役)、ソフィア・カーソン(イヴィ役)、ミッチェル・ホープ(ベン役)、監督のケニー・オルテガ、製作総指揮のウェンディ・ジャフェット、脚本家のサラ・パリオットとジョーサン・マクギホンらが続投。そして新たに『ピーターパン』のフック船長の息子ハリー役でトーマス・ドハーティ(『The Lodge(原題)』)、『美女と野獣』のガストンの息子ギル役でディラン・プレイフェア(『サム・アセンブリー ティーン・エイジャーCEO』)、『リトル・マーメイド』のアースラの娘ウマ役でチャイナ・アン・マクレーン(『天才学級アント・ファーム』)が参加となっている。

本予告編は、前作のハッピーエンド後から始まる。オラドン王国で大好きなベンと暮らし幸せいっぱい...のはずだったマル。しかし現実は、王国に馴染めず「私の居場所はここではない」と涙を流しロスト島に戻ってしまう。だが、ロスト島ではアースラの娘ウマがハリーとギルを従えて実権を握っており、マルを追ってロスト島に渡ったベンはウマたちヴィランズに捕らえられてしまう。ウマは、ベンと引き換えにフェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖を奪ってくるようマルに要求する。海賊船を舞台に、マル率いるヴィランズとウマ率いるヴィランズの激しい戦いが繰り広げられる今作。ヴィランズたちの髪型や服装も前作より更に洗練され、より大人っぽい姿となっている。予告編最後のマルの台詞「cause we are rotten to the core(だって私たち、芯まで腐ってるんだもの)」の通り、彼女のクールなヴィランっぷりに注目だ。

『ディセンダント2』は、アメリカにて7月21日(金)に全米3大ネットワークの一角であるABCを含むディズニー社傘下の5つの放送局(ディズニー・チャンネル、ABC、ディズニーXD、Freeform、Lifetime Plus)で同時放送、しかも、各放送局が持つデジタル配信プラットフォームでも放送直後から同番組の配信がスタート。当サイトでもお伝えしたが、無料放送、有料放送、デジタル配信が全て同日という、革新的な放送スケジュールが先月末に発表されたばかり。また、ダブが本作で共演しているフック船長の息子ハリー役のトーマスとの交際を認めたりと、何かと注目を集めている。日本での放送は2017年の予定だが、更なる情報を楽しみに待ちたい。

Photo:『ディセンダント2』
©Disney