ジェイソン・ジョージ、『グレアナ』スピンオフドラマに登場

大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)でベン・ウォーレン医師を演じているジェイソン・ジョージが、同作のスピンオフドラマにレギュラーとして登場することが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

このタイトル未定の新ドラマは、シアトルの消防署が舞台。男女の勇敢な消防士たちが新入りから上役まで勤務中もオフの時でも、命をかけて業務に従事する姿を描く。ジェイナ・リー・オルティス(『ローズウッド〜マイアミ私立検視ラボ』)が主演予定で、その他のキャストはまだ発表されていない。

シーズン6に初登場し、シーズン12でレギュラーに昇格したジェイソンが、どのような経緯でスピンオフにお目見えすることになるのかは謎に包まれたまま。しかし、スピンオフの撮影が開始するまでは、本家にレギュラーとして出演する予定。また、『グレアナ』シーズン14で、この新ドラマのキャラクターたちが登場することも明らかになっている。

ショーランナーはステイシー・マッキー(『グレアナ』)、製作総指揮は、彼を含めた、ションダ・ライムズ(『スキャンダル 託された秘密』)とベッツィ・ビアーズ(『プライベート・プラクティス:LA診療所』)の3人で務める。

脚本家でもあるライムズについて、ABCスタジオのパトリック・モーラン社長は「(オリジナルから派生する)ストーリーの辻褄が合うスピンオフ作品については、いつ(クリエイターの)ションダがインスピレーションを思いつくかによって決まっていたのですが、最近になって形が見えてきたのです。『グレアナ』の視聴者が共感を持てる要素、例えば、感情に訴えかけるようなストーリー展開や、濃密な人間関係、リスキーな環境や、強くて力のある女性などについて話し合いました」とスピンオフ作品の成り立ちを語った。

『グレアナ』からは以前に、同作のアディソン・フォーブス・モンゴメリー役(ケイト・ウォルシュ)を主役に迎えた『プライベート・プラクティス:LA診療所』がスピンオフとして製作されており、今回の新作は、『グレアナ』から派生した第2弾にあたる。『グレイズ・アナトミー』シーズン13は、WOWOWプライムにて放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェイソン・ジョージ
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