『プラダを着た悪魔』メリル・ストリープ、『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2であの人の母親を演じる!

郊外の小学校に子どもを通わせる母親たちの裏の顔を描き、第69回エミー賞で8冠に輝くなど、高い評価を得ている米HBOの『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』。そのシーズン2に、3度のアカデミー賞受賞歴のある大女優メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』『マダム・フローレンス!夢見るふたり』)が出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

シーズン2でメリルが演じることが決定したのは、ペリー・ライト(アレキサンダー・スカルスガルド)の母親メアリー・ルイーズ・ライト。孫たちを心配し、モントレーにやってくるという設定だ。

クリエイターのデイビッド・E・ケリー(『弁護士ビリー・マクブライド』)は以前、「トム・ハンクスと、メリルに出てほしい」と語っていたが、どうやらそれが叶ったようだ。ちなみに、メリルの本名は、同作での役名と同じ、メアリー・ルイーズでもある。

原作は、オーストラリアの作家リアン・モリアーティによるベストセラー小説で、様々な事情を抱える母親たちを中心に、保護者会の夜に起きた殺人事件を描くミステリー。ニコール・キッドマン(セレステ役)とリース・ウィザースプーン(マデリン役)、シェイリーン・ウッドリー(ジェーン役)とローラ・ダーン(レナータ役)といった実力派女優が共演していることでも話題を呼んだ。

シーズン2は、第1シーズンと同様に全7話構成で、原作の一部を元に、ケリーが脚本をすでに執筆済みだという。あらすじの詳細は不明だが、シーズン2では「嘘の悪性、友情の耐久性、結婚の脆弱性、そして堅実な育児の残忍性」について描かれ、「人間関係はぶつかり、忠誠心も崩れ、精神的にも身体的にもダメージを受ける」ことになるようだ。

メリルのような大物女優の参加も決まり、次シーズンも気になる同作。更なる情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:メリル・ストリープ
(C)NYNR/FAMOUS