米USAのサスペンスドラマ『The Sinner -記憶を埋める女-』で、ジェシカ・ビール演じるコーラの夫メイソンを演じたクリストファー・アボットが、ジョージ・クルーニーのドラマ復帰作となるHuluの新作ドラマ『Catch-22』に主演することが分かった。米VARIETYが報じている。
1961年に出版されたジョセフ・ヘラーによる同名小説をドラマ化した本作の舞台は、第二次世界大戦中のイタリア。空軍の爆撃機で爆撃手を務めるジョン・ヨッサリアン大尉の目を通して、混沌とした戦場が皮肉を交えた視線で描かれる作品だ。1970年には、映画『卒業』でアカデミー賞監督賞を受賞したマイク・ニコルズにより映画化もされている。
全6話のリミテッドシリーズとなるドラマ版で、クリストファーは主人公ジョン役を演じ、ジョージが扮するのは、ジョンに何度も爆撃を行わせようとするカスタート大佐。彼がドラマに復帰するのは、1994年に放送スタートした医療ドラマ『ER 緊急救命室』をシーズン5で降板して以来のこととなる。ジョージは、グラント・ヘスロヴ(『グッドナイト&グッドラック』)とともに監督・製作総指揮も担い、脚本を手掛けるのは『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のルーク・デイヴィスと、デヴィッド・ミショッド(『アニマル・キングダム』)。
クリストファーは、人気ドラマ『GIRLS/ガールズ』でアリソン・ウィリアムズ演じるマーニーの恋人チャーリー役を演じ、『クリミナル・ミッション』『スウィート・ヘル』などに出演して映画界でも活躍。2018年には、ライアン・ゴスリング(『ブレードランナー 2049 』)と共演する実話を元にした『First Man(原題)』と、犯罪コメディ『Full-Dress(原題)』の映画2本が待機中。
『Catch-22』の配信日などの詳細は現時点では未定。続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『The Sinner ―記憶を埋める女―』
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