映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』。現在、大ヒット公開中の本作に登場するキティちゃんが実はあのヒーローになる可能性があったことが明らかとなった。
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既に映画をみたファンからは「ユーモアセンス溢れるアクション、セリフ回し! これぞアントマン!」「笑えるし感動するし、アクションシーンは迫力があって、映画館で観てよかった」「ホープもかっこよくて頼れる女性で憧れるし、スコットもすごい愛着が持てる主人公で愛娘と遊んでるシーンは素敵なパパだった!」というコメントがあがるなど、まだまだその熱はおさまらない様子。
元泥棒で、FBIの監視下に置かれている"頼りないヒーロー"アントマンや、今回新たに登場する、初めてマーベル作品のメインタイトルとなった女性ヒーローのワスプがファンの心を掴んでいるようで、ワスプが敵の車に乗り込み、すばやく大小にサイズを変化させ、車内の敵をあっさり撃破したり、敵が投げた包丁を俊敏に交わしたりする圧倒的なシーンにはマーベル一強い女性ヒーローとしての呼び声が高まっている。
さらに日本のキャラクターキティちゃんが登場しているということも本作の魅力の一つ。ワスプがキティちゃんのペッツを巨大化させて敵に投げ、攻撃するというシーンがあり、そんなキティちゃんについて語る、ポール・ラッドのコメントが到着! 本作にキティちゃんが登場し、日本で話題になったことについて聞かれると「気に入ってくれて、うれしいよ。アメリカでもハロー・キティは人気で、僕の娘もグッズをたくさん持っているよ」と語った。
そんなキティちゃんが、本作では武器になっていることについて聞かれると、「第一作目『アントマン』に登場した機関車トーマスみたいに、オモチャとか、すぐにわかるものがすごく大きくなるのを見ることにはなにか楽しいものがあるよね。だから、ペッツ・ディスペンサーのアイデアは面白いと思った。ハロー・キティはすごくかわいいんだけど、それが巨大なディスペンサーになって、悪い奴らをやっつけるっていう、そのギャップが最高だと考えたんだ」と語り、彼の言葉通り、キティちゃんが大きくなって敵を攻撃するシーンはギャップがあり、笑いを誘うようなシーンとなっている。
さらにポールは「実を言うと、あれをキャプテン・アメリカにするっていう話もあったんだけど、自分たちを称賛しているみたいで、さすがにキャプテン・アメリカを武器にはしなかったよ(笑)」と明かした。キャプテン・アメリカのペッツも見たかった気もするが、キティちゃんを登場させることでシリアスな戦いにポップさが加わっているところも、本作の魅力に繋がっている。
マーベル作品へのデビューを果たしたキティちゃんの勇姿、そしてアントマンとワスプの新たなる名コンビの活躍を劇場で楽しんでほしい。『アントマン&ワスプ』は大ヒット公開中。
Photo:『アントマン&ワスプ』
©Marvel Studios 2018