『刑事ジョン・ルーサー』の映画版が製作されると、主演のイドリス・エルバが語る

2010年から2015年まで放送され、イドリス・エルバの代表作になったミステリードラマ『刑事ジョン・ルーサー』(以下『ルーサー』)のシーズン5がいよいよ英BBCにて2019年1月1日から放送される。そのローンチにて、イドリスは映画版の企画が進行中であり、クリエイターのニール・クロスが脚本を執筆中であることを認めた。米Varietyが報じた。

【関連記事】【まとめ】複数のマーベルキャラクターを演じた俳優20人(前編)イドリスは『マイティ・ソー』だけじゃない!

イドリスは「僕らは実際に映画版の話を進めているんだ。ニールはせっせと脚本を書いていて、映画版ではさらにスケールアップしていると思う」とコメント。続けて、「『ルーサー』は『セブン』や『スパイダー』のような90年代の古典的なネオ・ノワールを呼び起こす全ての要素を持っている。僕らがやりたいのは、その青写真を使って『ルーサー』の映画を作ることだ」と、映画版への思いを語った。

本シリーズはロンドンを中心に展開されているが、映画版の舞台は「都市であることは間違いない。都市の機能の裏には多くの影があり、『ルーサー』の舞台も(DCコミックスの)ゴッサムのような雰囲気を持っている街になるだろう。メインはヨーロッパになると思う」とのこと。

また、最近の英Drama Quarterlyのインタビューでは、映画化が実現した場合、シーズン5はTVシリーズ(シーズン1から4)と映画版をつなぐ役目を果たすだろうと明かしていた。「これは僕らの最後のTVシリーズになるだろうから、とても特別な作品なんだ。言うべきことではないかもしれないが、ニールと僕はより大きなスクリーンで『ルーサー』をやりたいという野心を持っていたからね」

シーズン5にはイドリスのほか、ベニー・シルバー役のマイケル・スマイリーが続投し、アリス・モーガン役のルース・ウィルソンがカムバック。さらに、ルーサーの新たな相棒役のウンミ・モサク(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)と精神科医ヴィヴィアン・レイク役のハーマイオニー・ノリス(『MI-5 英国機密諜報部』)が新たに加わる。

『刑事ジョン・ルーサー』は英BBCにて2019年1月1日から4夜連続で放送される。作品の見どころなどはこちらの海外ドラマNAVI作品データベースでチェック!(海外ドラマNAVI)

Photo:『刑事ジョン・ルーサー』
(C) Steffan Hill