『恋するマンハッタン』ホリー役アマンダ・バインズ、俳優業復帰の準備はできている

『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のケリー役で知られるジェニー・ガースと共演したコメディ『恋するマンハッタン』で妹ホリーを演じブレイクしたアマンダ・バインズ。俳優業から実質離れていたアマンダだが、どうやらまた演技の世界に戻ってくるかもしれない。米E!Onlineが報じている。

『恋するマンハッタン』でローレンを演じ、アマンダの親友だというレスリー・グロスマン(『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』)が、彼女の近況をトーク番組で語った。

まずアマンダについてレスリーは、「初めて会った時、彼女まだ16歳だったのよ。この業界でそんな歳でスターになったらどうなるかなんてわからないわ。悪夢のような状況になることだったある。でもアマンダは最初から、すごくいい子で面白くて、働き者の素晴らしい女性だった。あの作品はとても面白くて、私の人生でも良き時代だったわ。参加できてとても楽しかった」と振り返り、2002年のシーズン1から同作で4年間、アマンダと過ごしていた。

アマンダは、双極性鬱病などの精神的な問題を抱え、2010年の映画『小悪魔はなぜモテる?!』の自分の姿と演技が気に入らず、俳優をやめようと思い、それがきっかけで突如Twitter上での引退宣言。翌月には引退を撤回していたが、その後交通事故や大麻所持などトラブルを起こしていた。

そんな騒動から10年近くが経とうとしているが、レスリーは今のアマンダについてこうコメントしている。「すごく元気よ。本当に。綺麗だし、俳優業に戻りたいと思っているし、私もできると思っているの。皆彼女をスクリーンで見たいでしょう」

アマンダは2017年6月にアルコールもたち、俳優業に戻る準備ができていると述べた。今年の11月のインタビューでは当時を振り返り、「優等生に見えていた16歳の時にはすでにマリファナを使用してはいたけど、中毒ではなかった。パーティーなどにも行っていなかった」と発言。またファッション関係にも情熱を持っており、今年の8月にカリフォルニア州のファッション関係の学校を卒業している。

そしてレスリーは、「誰だって、人生で大変な時期というのはあるわ。ただ、私とかはそれをメディアに見られることがないってだけね。アマンダのことをとても誇らしく思うわ。とても元気になったから」と親友を気遣った。『恋するマンハッタン』でも大人気だったアマンダ。32歳の彼女らしい演技を見せてくれる日を期待して待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:アマンダ・バインズ
(c)Phil Roach/FAMOUS