『ゲーム・オブ・スローンズ』で鉄の玉座に座るのは? 原作者ジョージ・R・R・マーティンでさえ知らない!

4月に放送開始される第八章で、ファイナルを迎える大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。本シリーズの原作「氷と炎の歌」の作者ジョージ・R・R・マーティンが、誰が最後に鉄の玉座に就くのか知らないと語っていることがわかった。米Colliderが報じている。

『GOT』は「氷と炎の歌」シリーズのドラマ化となるが、原作は2011年に刊行された第5部「竜との舞踏」を最後に止まった状態で、ついにはドラマシリーズが原作を追い抜いてしまった。小説は、「The Winds of Winter(冬の狂風)」と「A Dream of Spring」の出版を予定しているが、執筆は大幅に遅れているようだ。

マーティンは、ドラマシリーズでクリエイターを務めるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスに、どのように原作の物語を展開させて完結させるつもりなのか概要を伝えたとのこと。しかし、かなり原作から逸脱してしまった『GOT』の結末を知らないと、次のように明かしている。

「ファイナルシーズンの脚本を読んでいないし、"冬の狂風"に取り組んでいるから撮影セットも尋ねていない。内容のいくらかは知っているが、そのほとんどはドラマシリーズのスタッフが生み出した、マイナーなキャラクターについてだからね。数年前にドラマが原作を追い越してしまったから、(これから出版される)原作と大きな相違があるかもしれない」とコメントしていることから、どのキャラクターが最終的に鉄の玉座に就くかも知らないことになる。

さらに、原作シリーズを執筆し終える前に、ドラマに先を越されたことに複雑な思いを抱いていることも吐露したマーティン。「この上ない経験で、そのほとんどが素晴らしかった。だがシリーズに追い抜かれないよう、もっと早く原作を仕上げたかったね。こうなるとは予想もしなかったよ」とも付け加えていた。

一体誰が鉄の玉座を手に入れるのか、その結末が待ち切れない第八章は、4月15日(月)よりBS10スターチャンネルにて世界同時放送スタート。(海外ドラマNAVI)

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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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